「若いうちから投資をかじっとけ」
という言葉をよく聞きますが、その理由は「時間を味方にできるから」です。
現在「老後2,000万円必要問題」で賑わっていますが、この言葉を20代の人が聞くのと50代の人が聞くのとでは焦り度が全く違います。
これまで年金を納めてきた人たちを守らない国になりつつある日本では、やはり若いうちからお金の勉強をして投資をかじっておく必要がありそうですね
20代と50代の大きな違い
当たり前ですが、20代と50代の大きな違いは定年までの時間が長いことにあります。
これは貯蓄計算をしたら明確に分かります。
これは私が毎日確認している「MSNマネー」の貯蓄計算シミュレーターです。
まずは20代が年利5%で30年かけて2,000万円を貯蓄するとします。
30年という十分な期間が与えられているため、毎月の積立金額も約2万5千円に抑えられています。
次に50代が年利5%で10年かけて2,000万円を貯蓄するとします。
20代と比べると積立期間が短いため、毎月13万円以上の積立が必要になってきます。
このように貯蓄計算でシミュレーションをすると、長い期間をかけて積み立てていった方が毎月の負担が少ないことが分かります。
ちなみに私は定年までに5,000万円を積み立てる計算をしているため、毎月6〜7万円を積み立てるようにしています。
正直今の賃金で6〜7万円を積み立てるのはきついですが、積立金額が増えるとともに配当・分配金収入も増えるため、今は我慢の時期です。
まずは普段の支出を見直して節約生活をしながらコツコツ貯蓄を積み上げる意識が大切です