ヒトとは衣服である、って嘯いたのはラジニーシだったっけ。


勿論、突き放して理解させる為の方便だけどさ。



服を着る。 建築物を着る。


記号を着る。言語を着る。肩書きを着る。職業を着る。名前を着る。



「存在」っていう概念を着る。




衣服っていう鋳型に注ぎ込まれた「わたし」。




素の「わたし」の不確定さ。




その波打ち際の駆け引きを面白いと感じるか、又は立ち止まってしまって全ての稽古に背を向けるか、或いは無反省に自動反射ロボットになってしまうか。




ま、実際は誰も完全な否定肯定はしてないんだけどね。生きているわけだから。




とかまぁいろいろ考えながら先週の杉並能楽堂と今週の矢来能楽堂のお仕事をこなしたミコシ君でした。









お弁当と、









直会(なおらい)さん。










お疲れ様でしたん。