おはようございます

 

 

暗がりに目を覚まし、六時少し前から空がしらじらと明け、幾重にもなすグラデーションを魅せる朝焼け

そんな大空を見上げることが最近のたのしみとなっています

 

 

朝と夕、見事な空になりますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼色の空

 

 

澄んだ空気

 

 

風でなびく木々たち

乾きがある葉はかさかさと音を立てていました

 

 

歩き蹴る地は湿っていました

 

 

遠きに見える大海原、水平線を望みます

 

 

たまに立ち止まり休憩

 

 

耳に入るものは自然界からの声

 

 

そして、しーんと静まり返っている

 

 

人の声が聞こえるとほっとした私がいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能登里山街道を通るとどんと構える宝達山

 

 

 

いつか登ってみたいを叶えてきました

 

 

 

家事を終わらせ、家族が帰るまでの時間

 

 

 

したいことをしようと時間を作ります

 

 

 

たまに「あえて」時間を設けて出かけています

 

 

 

そんな「あえて」時間を作った時は自分がご機嫌

 

 

どんなに疲れていても家族に優しくなり、思いやれる私がいました

 

 

 

 

 

 

自由時間がないことで

 

 

誰かに怒ったり、僻んだり、落ち込んだりしたこともありました

 

 

もう後ろ向きな自分は不要

「できない」

そう思っていたのは私

 

 

ならば、自分で時間を作ればいい

 

 

誰に遠慮することもありません

 

 

やることはやっているのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行きたい所、したいことを浮き上がらせ、消去法で行先決定

 

 

決めたら真っすぐ向かうのみ

 

 

お山に一礼し、スタート

 

 

クマよけ鈴をリンリン鳴らしハイキング

 

 

 

 

 

てくてく

てくてく

ひたすら歩く

 

 

よいしょよいしょと重いお尻を持ち上げ、登る

 

 

 

頂上まであと〇キロの案内に、「まだ?!」とひとり言

けれど、この案内が安心感をくれていたのは今の気づき

 

 

 

 

 

 

頂上で神社さんにお礼を告げ

下りは来た道を選ばず、車道を(宝達山は車でも頂上に行けます)下ってみようとちょこっと冒険心

 

 

 

 

あれ?最初の出発点、「登山口」に戻れんかも?と気づいたけれど後の祭り

だいぶ下りてきたもんね

最も近い人が「後先考えん人」と私を表現するのことが納得できる出来事だわ

 

 

 

陽が傾き、影が多くなるとどこか心細さがちらりほらり

 

 

 

 

 

むかごの恵みを何度か頂き、長芋と似ている美味しさにしばし足を止め、宝達山は宝達くずが名産の知識を目で確認する

 

普段目にする街路樹の一つ、イチョウの木が見えてきた

お!そろそろ平地かな

想像し、「やっと帰れる」をかみしめる

 

 

 

 

 

ところがどっこい

 

やっぱりここどこ?

 

車ない...

 

うん、こうなるよね

 

 

 

 

 

 

なんとかなるさ!

見えてきた民家を訊ね、目的地登山口が3キロほど先と知る

(おじいちゃん、ありがとうございました<(_ _)>)

 

 

 

真っすぐな車道をひたすら歩く

スマホで現在地を調べ、自分が進んでいることが分かると何とも嬉し!

この時のスマホのありがたさって。

 

 

 

 

延々進み、出会ったのは何かを待っているであろう静止しているかまきりさん

道端に同じ格好で何匹も遭遇

踏まないように配慮、配慮

 

 

 

普段は車を使うから

歩くことの大変さは分からない

 

 

こんなに道が長いなんて

こんなに目的地が遠いなんて

歩けど歩けど、目的地に到着しない

先が見えないってしんどい

 

 

日頃のありがたさや

自分の足があるじゃない、と勇気に変えて前を向く

 

 

うん、なんとかなる

 

 

動物的本能があるんだから

 

 

自分の体があるんだから

 

 

 

 

 

 

 

 

緩やかな坂を上り、見えてきたマイカー

約5時間ぶり

自然の中にある車に少々違和感を感じた

 

 

想定外の出来事に少し高揚しながら車に乗り込み、深く長い呼吸を取り入れる

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り路、自分が考えていることがなんだかちっぽけに思えた

 

私、ちっちゃいな

素直にこう思った

 

 

 

夕飯時、「遭難するぞ」と母の話しを聞いてわらう息子

すんなり入って来た言葉に「そうやね」と返す

肝に銘じます

 

 

 

さぁ、次はどこ登ろ

考えると胸躍る

 

 

 

そう言えば、星野道夫さんの本がすきだったことを思い出す

読んでいるとわくわくなんです

 

 

 

今日もたのしく暮らします

生きていることにありがたさをもって!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見上げた先は美しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たむら めぐみ