すこし前の朝
息子がごはんをたべながら
話します
「おれぇ、最近、けんかしたくって」
いらだちもなさそうな
おちついた顔
笑っています
冗談でもなさそうな、目
「ぐふっ」
思わず、吹き出し、笑いました
「なんじゃそりゃ」
「まるで、テレビで観る、事件起こした時の犯行動機みたいやじ」
ふたりで笑いました
きっと、以前の私なら
頭ごなしに、注意していたと思う
その時は否定も批判もなく
受け止めることができたのかな
パワーみなぎる年頃だから?
けんかしたくなることもあるのかな
ゲームの異次元がリアルになっている?
だいじょうぶかな
胸の内は心配オンパレード
けど、目でみる現実
彼の目はおだやか
想像と現実
「ちょっと早いけど、これ、
いつもありがとう」
背に持った黄色いバラを
父親にさし出す
一人、花屋さんで
店員さんと相談して決めたバラだと言う
姉に比べ、手がかかるようにおもう
何度、両親会議を開いたか
自分たちの、「なってほしい姿」になっていなければ
注意してきたこともあったね
気づきのひとつ
くらべる
いい、わるいの判断
「まず、あいつのことを受け留めよう」
両親、ふたりで目指すことにした
頭ごなしではなく
まず、相手の話しが終わったら
「そうなんや」
受け留める
一呼吸おく
果てしない想像力を持つ彼
ふかいやさしさを持つ彼
正々堂々
のびのびと
正なる樹を
みせてくれて
ありがとう
おしえてくれてありがとう
今日も呼吸かんじる一日を。
「みなさんのくらしにヨガを」
