テーマ:「画像認識の技術と流出問題」
・SNS上にある写真のコルクボード、Pinterst
→Pin(止める)+ Interest(興味・関心)
・ピンタレストに上がっている画像はEtsyやGoogle画像検索、Flickrなどのウェブサイトから引用されている
→画像をクリックするとそのサイトに飛ぶことができる
・ピンタレストのズームイン検索機能
→写真右下にある白枠をタップし任意の範囲を指定する
→指定範囲の画像と類似した画像(例えば、写真の中の猫を範囲選択すれば、似たような猫の画像)が似ているピンとして表示される
・2017年にはピンタレストアプリでカメラを起動させ撮影すると(またはカメラロール内から写真を選ぶと)、画像を自動で認識し検索してくれるように
→なんの画像なのかということよりも、見た目が類似したものをピックアップする
・Google画像検索で著作権フリーの写真を発見するには
→パターン1:上部の検索ツールをクリックし、ライセンスをクリック、その後、「改変後の再使用が許可された画像」をクリックする
→パターン2:右上の設定マークをクリックし、検索オプションをクリック、その後、「営利目的を含め自由に使用、共有、または変更できる」をクリックする
・今まで肖像権を守るために徹底した画像統制をしてきたジャニーズ
→最近、制限はあるものの、ネットニュースなどに使うことが解禁された
・Clarifaiは人工知能を搭載し、動画に表示されたものを認識し、タグ付けする
・ネット上で見つかる画像の85%は誰かが不正にコピーしたもの
→Google画像検索などの検索エンジンによってその画像が拡散している
◎感想
実際に課題に行き詰まった時にはピンタレストで関連画像を検索してアイデアを広げることも多々あるので、美大生には強い見方のアプリですが、ウェブサイトと連携しているということは著作権については保証されていないんだということがわかったので、気をつけて活用しようと思いました。高画質な画像もたくさんあるし、悪用しない分にはとても便利なツールだと思うので、節度を持ってこれからもどんどん利用していこうと思います。使う方も使われる方も注意していかないといけないですね。
※講義中に紹介されたURL
・人工知能を搭載の「Clarifai」→http://www.clarifai.com/
講師:イーンスパイア株式会社 代表取締役、ネットビジネス・アナリスト 横田秀珠先生(http://yokotashurin.com)