1月は仕事が忙しすぎてブラグ更新できなかった…。

病院勤務も中々ブラック。(消灯後に日勤の仕事がやっと終わるし、休日出勤なんか毎回)
定期的に誰かがこのブログを見てるわけではないけどちょっと寂しい。
 
この前金曜ロードショーで放送されてたから今回のテーマは「耳をすませば」。
ジブリ作品の中でも私が一番好きな作品。
まず導入のOP(って表現でいいのか?)がお気に入りシーン。
英語版カントリーロードと一緒に画面に広がる多摩ニュータウンの夜景がとても神秘的。
音楽をバックに描かれている「気だるげな夏の日本の夜の街」が好きで好きでこのOPだけでも私は観てて楽しい笑
シンプルなTシャツと短パンでコンビニに牛乳買いにいく雫。
恋愛ものだけど主人公が特別可愛いとかお姫様ってわけじゃなくて本当に「そこらにいそうな中学生、そしてそのなんてことのないただの日常」って題材なのが飾り気がなくていいのです。
夏休み用の図書館の本を読み終わっちゃったと保健室の先生にお願いして本を借り直すとか本当に読書が好きな雫。
そこで天沢聖司と既に書かれている図書カードを発見。
物語初めに家で公立図書館の図書カードに天沢聖司の名前に気付く訳だけど、その後に自分の通ってる中学校の図書館でまた同じ名前を発見するって所が物語好きな雫にとってはときめきポイントなんじゃないだろうか。公立図書館の図書カードなら天沢聖司が大学生や爺さんな可能性だってあった訳だけど、それが実は自分と同じ中学校に通ってるなんて!って。
直後に登場する渦中の天沢聖司さん。この時はまだ雫にとってはやなやつw
ヒィィィィ;知的カッコイイ!!!
スポーツ少年属性(杉村のこと)も好きだけど、知的で誠実な男の子もいいよねっ!
後に雫は「優しい静かな人だと思ってたのに!」と憤慨するけど、この年でこのポーズ・シチュエーションが似合えば十分だし、クラスメイトの杉村と比べてみろよ全然優しい静かな人でしょうがと。(別に杉村が嫌いというわけではないw)
雫が夕子ちゃんとこのベンチでさっきまで話してて雫が本を忘れてく所まで見てた上で片思いの相手:雫が本を取りに戻ってくるのを内心ドキドキしながら待ってた聖司くん、と偶々雫と同じく学校に本を借りに来たかなんかでベンチの前を通りかかり置いてある本に気付いておもむろに読んでたら片思いの相手:雫がやってきて嘘だろこれコイツのかよで内心ドキドキの聖司くん、どっちであってもときめくwww
耳をすませばがTVで放送されるとTwitterで必ず聖司くんストーカー説()が流れるけどもいいじゃん、中学生なんだから。恋に不器用で一生懸命で可愛い。
「お前さ コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ。」
 
猫のムーンと出会いも物語好きな雫にとってはテンション最高潮なシチュエーション。
猫と電車に乗るってすごいよね。
そして自分のいつも通う公立図書館の上に幻想的な物が揃う地球屋とその店にいる猫の男爵バロンと出会う。「君はさっきの猫くん?」ってそれはそれでまたファンタジーやねw
からくり時計がお気に入り。
宝石の鉱山でコミカルに採掘するドワーフ。さすがジブリなおとぎ話みたいな描写。
一発で「これはドワーフですねっ」って言えちゃう雫はさすが物語好き少女。
私だったら「この小人すごいですね(´ω`)」くらいしか言えん。安定のボキャ貧w
 
なんやかんやあって杉村からの告白を受ける日が来る訳だけど、雫が杉村の気持ちに答えられずに逃げようと駆け出した瞬間に雫の腕をパッと掴んで止める杉村はさすが男の子だなと思ったし、「月島 はっきり言えよ!」って潔さは素晴らしい。告白の返事をうやむやにして微妙な関係になってしまうよりはさっさと振られて元の友達に戻れた方がいいと思う。告白後に元のような友達に戻るって中々難しいことだけど、戻れたらきっと今まで以上の友情が築けるんじゃないかとも思うことがある。(脱線)
「ずっと友達だったから。杉村のこと好きだけど、好きとかそういうんじゃ…。」
雫にとってはクラスメイトの男子で友達の夕子ちゃんの好きな人。複雑やね。
「万年球拾い!」って野次飛ばして「ひでえなー」って憤慨するあの関係好きでしたよ。
 
鈍いのは自分だーって落ち込む雫の前に現れる聖司くん。都合いいなと思ってしまうけどこのへんはご都合主義か。
落ち込んでる時に現れる、暫定やなやつな天沢聖司くん。
でも、卑屈になってる雫に照れながらもムーンと雫は似てないとちゃんと言ってあげる所から少しずつ雫の中の天沢聖司の印象が変わってったんじゃないだろうか。
再び訪れた地球屋でバロンと再会し、その瞳を見入ってるうちに少し心が癒されたみたいでよかった。
エンゲルス・ツィーマー(ドイツ語で天使の部屋)
そして下の階でバイオリン作ってる聖司くん見つけてカントリーロード歌うことになる訳だけど、やなやつからちょっといいやつにランクアップした男子の前で歌うとか「ちょっ待っ無理だからちょっと本当に無理だって」って私なら過剰拒否するわ。
合唱部の雫はいつも歌ってる曲だし…的なノリだったんだろうか。
爺ちゃん'sナイスアシスト☆この爺ちゃんらハイスペックやで…特にタンバリンなダンディは自分の武器(楽器)を曲中3回変えるからな。中学生の即席セッションにも手を抜かず自分の技を惜しみなく出しますぞぃ。
で、このセッション後に発覚する天沢聖司の正体。
気になってた天沢聖司がこんなイケメンでいいやつ。ついでにバイオリンも作れて弾けちゃう。恋に落ちるって。
物語好きな雫ならなおのこと運命感じるんじゃ。天沢聖司にしっかり自分の理想をはめ込んで妄想を繰り広げていたし。
なんで聖司くんはカントリーロードが弾けたんだろうか?やっぱり雫のコンクリートロードの詩を見てから密かに練習したのかしら?健全可愛い…。
地球屋から家に帰るシーンもとても好き。(要するにこのアニメはどのシーンも好きなんだけどさ)
ちゃんと歩くときに道路側を歩いてくれる紳士な聖司くん。中学生な悩み代表:進路についてお互いにだべる場面は中学生らしい一コマ。誰しもが友達とかに将来どーするーって全然先が見えない将来のことを愚痴るよね。将来を見据えることは大事だし、進路を決める上で避けて通れないことではあるけど、この歳から既に将来決めちゃうって難しいし、決めちゃったら可能性の幅が狭まるしつまらんよねって今では思う。無難に普通科とか理数科にしとかないと後の進路がえが難しそう。
別れ際の「俺、コンクリートロードの方も好きだぜ」って超勇気出してデレたでしょ聖司くん!w自分の気持ち伝えられてよかったねwww