中学時代バレー部だった私。
中学で友達に誘われて何となくの気持ちで始めたバレーだったけど、これが自分の人生の中の大きな転機だったりした。コミュ症人見知りな私がバレー部を通して友達ができて。その友達つながりで学校生活でもたくさん友達を作ることができて。スポーツを通して築く友情って、色々苦楽を共にしているから絆が強いし本当にバレーやってよかったなって今でも思ってる。中学時代毎日が楽しかった。ほんと。
大学の時に「ハイキュー‼︎」って漫画があって、その中に自分好みの男の子キャラがいるって知った。当初はどハマりする自信があったからあえて見ないようにしていた。一つのジャンルの沼にずっと浸かっていたいタイプなもんだから笑
でも結局妹の部屋でハイキューの単行本見つけてしまって流し読みしてたら案の定すぐにはまってしまったんだよね。
影山飛雄くんに…
黒髪短髪の男の子は正義…
このバックトスあげた後の見返り美人具合が絶品だね!!!
閑話休題
ハイキュー‼︎
まず一期OP「イマジネーション」から最高。
Aメロはじめの
♪ 揺れる陽炎
すべり出す汗
響きあう声
叩きあう肩
これから部活が始まるぞ!って感じがしてここからもう好き。
さて。
ストーリーは主人公 日向少年が中学時代、バレーボールに興味を持って寄せ集めのチームを作り公式試合に出るところから始まる。しかし寄せ集めのチームじゃラリー繋ぐのがやっとって感じで、さらに優勝確実の強豪校 北山第一と対戦することに。この北川第一に飛雄くんがいて、まあ日向少年チームを圧倒的な差をつけて倒しちゃうんだけど、試合前に北山第一の補欠部員が日向のところを弱小チームだって馬鹿にしてるところに現れて
オマエらベンチにも入れないくせに対戦相手見下せる程強いつもりなのか?学校の名前に乗っかってんじゃねえよ
って言い放つ。このシーンで飛雄くんのバレーに対する真摯さが伝わってくるし、体裁を気にせず自分の気に入らないことは相手に直接言えるところに二度惚れた。
初めての公式試合で敗北を味わって打ちひしがれる日向少年。
一方飛雄くんも試合で勝つことに執着しすぎて、チームメイト体力や訴えを無視した独裁的なトスを上げ続け…、アタッカーにトスを無視をされてしまう。
彼の場合バレーに対する天性の才能がありすぎて周囲がついていけてなかった+良くも悪くも強気な性格が災いしたっていう…。
見かねた監督からスタメンも降ろされ…。
その独裁制を皮肉られ「コート上の王様」って異名をつけられ、優勝確実と言われたにも関わらず県予選決勝で敗退してしまうのだった。
時は流れて本編高校編へ。
烏野高校で日向少年と飛雄くんが再開して二人してバレー部に入ろうとするけど、二人とも直情型だから仮入部の時に喧嘩してしまい、そのことで部長の沢村さんに怒られて入部拒否をくらうw
入部したいがために何とか先輩と練習試合をして勝てたら入部!って約束を取り付けたわけだけど、体育館も出禁くらってるから入れなくて練習できない…、と早々から詰みゲーなお二方。
そんな中とある2年の先輩が3年の先輩の目を誤魔化して体育館の鍵を開けてくれる。
朝練が始まる7時までには切り上げろよ!と。
この坊主な先輩が 我らが田中パイセン。
私はハイキュー‼︎で飛雄くんの次にこの田中先輩が好きです。このお方見た目はヤンキーっぽいけど、超★後輩思いなんだもの。
(その他のキャラ紹介として…)
夕方は通常の部活動で体育館が使えないため外で練習する二人の元に現れたメガネノッポことツッキー★こと月島くん。とお供の山口くん。
飛雄くんに面と向かって「王様」の話を持ちかけて挑発しまくるしまくる。なんでこの子ひねくれてんの?ってくらいイヤミーな子なんだけど、そこには理由があったり。
ツンデレなんだよねツッキー★
先輩との練習試合にも敵チームとして参加して、敵も味方も置き去りにする王様のトス…と。
先輩との練習試合は四苦八苦しながらも勝利。
やっとこさ部活動が始まったと思ったら、お次は強豪校(県ベスト4) 青葉城西から練習試合の申し込みが。「セッターは飛雄くんで。」と指定して。
何故なら青城は飛雄くんの母校 北川第一の選手が多く進学する高校でそこの部長 及川さんが飛雄くんのことを目の敵にしてるからなのでした。
ほぼ無名の烏野との練習試合。
烏野ってどんなチームよ?と当然向こうチームの話のネタになるわけだけど、昔は強かったけど今はさほどな無名校。中学時代のクラスメイトからは影山がいるけどアイツは王様で散々だったと愚痴がこぼれ。マネが美人なことと、あとガラの悪いヤツが…坊主で目つき悪くて頭悪そうな……あっ。
あばばばばばばばばばばばw
(↓この画超好き)
以下ゲス顔オンパレード
月島「そんな威嚇したらダメですよ田中さ〜んwほら、エリートの方々がビックリして可哀想じゃないですかぁ」
田中「おお、そうだなあ。苛めんのは試合中だけにしてやんねえとなあ!」
まるでこっちが敵校じゃないですか田中先輩よ…笑
田中先輩は日向たちの入部をかけた練習試合で月島くんが飛雄くんの悪口を言った時も怒ってくれたから、この場面でも自分の悪口だけでなくきっと飛雄くんのことも合わせて怒ってくれたんだろうなと思う。
他校との初練習試合に超緊張する日向。
好きなキャラは飛雄くんだけど、日向の「中学からバレー始めた素人」ってところが昔の自分とダブってしまって同調してしまう。
「漁業か!!」と突っ込まれた、おもくそタッチネットとか。
(このシーンは青城練習試合じゃないけど)
他のポジションのボールに手を出しといてハジくとか。
手が滑ってサーブが味方の頭にバコーン!とか。
これリアルでやってマジでキレられたことがある笑
/(^o^)\
まあ部活の仲間ってクラスの友達より衝突する頻度が多い分、より親密な兄弟みたいな存在になっていくのよね。衝突も青春…と言いつつやらかした時の死亡フラグは折れない笑
その時田中先輩が日向にこう言う。
「お前がへたくそなんて最初からわかって入れてんだよ。
バレーってのはな、こっちのコート全員もれなく味方なんだよ!」
「ヘタクソ上等!迷惑掛けろ!足を引っ張れ!それを補ってやるためのチームであり先輩だっ!!」
バレーみたいなチームプレーの競技っていうのは、ミスが続くと大体チームの空気が悪くなっちゃうんすよ。それが自分のミスだと余計に自己嫌悪激しくなるし。そこをズバッと「フォローしたやっから気にすんな」って言ってくれるって相当男前だと思うよ。
この言葉もあって立て直す日向。そして飛雄くんとのコンビネーションも決まり、青城との試合は優勢に持ち込む最中、真打大王様が登場
(王様:飛雄くんの先輩だから「大王様」ってあだ名つけた日向のネーミングセンスすこ)
飛雄くんの中学時代の先輩で、同じセッターポジ。青城の主将でもあるんだけど、その肩書きは伊達はなく強い人。
特にジャンプサーブが強烈でレシーブが甘い一年生を見抜いて狙ってくる。飛雄くんもかつてサーブを教えて貰おうと頼んでいた実力。
作中で及川さんも言ってるのですが、レシーブって一朝一夕で身につくものじゃないから、ただでさえ強烈な威力のサーブが打てるのに更に狙いも完璧に操れるってなるとかなりの武器。(私的にはジャンプサーブで回転かけられるよりも山口くんのような無回転で変化つけてくる方が嫌であるが…)
何かにつけて飛雄くんを目の敵にしてくる及川さん。その訳は、中学時代に飛雄くんの天才的なバレーの才能に同ポジの自分がいつしか居場所を取られてしまうのではないかと恐怖に駆られていたものから。
及川さんは努力の人で、人一番努力を重ねている一方ですぐに同じことをこなしてしまう飛雄くん。飛雄くんは純粋にセンスがいいってのと、プラスバレー大好きだから練習が苦じゃない、24時間バレーしてたいみたいな単純君だから彼も練習してないってことはないと思う。というか練習しないでなんでもこなせるってありえないから(漫画の話だけどさ)。
「飛雄は天才」って念に駆られて、そういう飛雄くんも努力してるって所が見えなくなっているって所に及川さんのある意味少年み(まだまだ未完成な中学生み)を感じていい。
ちょっと脱線するけども、この後烏野のスタメンセッターに飛雄くんが選ばれ、元々セッター張ってた3年の菅原さんがスタメンから外れるって回があって。そこで菅原さんこと菅さんは飛雄くんは妬むのではなく、自分の分まで試合に一つでも勝ってみんなで勝ち上っていきたいって言葉を飛雄くんにかける。
飛雄くんを跳ね除けた及川さんと対照的。
そしてこののち、ついにダブルセッターで及川さんと戦う試合も訪れたりする。
いきなり入ってきた一年生にポジションを取られるって中々受け入れ難いことなのに、チームのためにって受け入れた菅さんもすごい心が強いなと思ったし、跳ね除けてしまった及川さんの気持ちもすごく共感してしまう。みんなだたバレーが好きで巡り合っただけなのに。誰も悪くないのにね。でもこういう青春み切ないけど好きだわ。
さてさて。結局青城との練習試合は烏野の勝利で幕を閉じる。
試合後、元チームメイトだった金田一に遭遇する飛雄くん…。気まずい空気。
飛雄くんが話し出そうとしたら、そこに割るように金田一が口を開く。
「謝ったりすんなよ!
俺もあやまんねえ!!」
飛雄くん「おう」
金田一「お前は俺の中ではこれからも横暴な王様で、むかつくやつで、最高にぶっ倒したい相手だ」
飛雄くん「おう」
金田一「だから、謝んな!」
飛雄くん「おう」
金田一「仲直りなんてしねぇ! 元々仲良くねぇしな!」
飛雄くん「おう」
金田一「それで、次は絶対に俺たちが勝つ!」
飛雄くん「次も・・・
俺が勝つ…って言いかけて日向が偶々トイレに行こうと登場。
気まずい空気を察知して隠れるけどバレてるバレてる。
「金田一、次戦う時も 勝つのは俺たちだ!!」
金田一の目をまっすぐ見て言いかけてた言葉を「俺たち」って言葉に言い直して返す。
飛雄くんがいなくなった後で元チームメイトに
「あいつ…俺たちって言ったよ。いつも俺が、俺が、って一人で戦ってるみたいな言い方したくせに。くそっ…なんか悔しいな」と呟く金田一。
彼らもただバレーが好きでお互い試合に勝ちたいって真ん中の思いは変わらなかっただろうに。なんでこうもすれ違っちゃうんだろうね。飛雄くんが中学時代の暴君プレーを謝ろうとしたのを、自分たちが試合中に無視したのも悪かったと非を認めて遮る所に誠実でいい子だなと思うし、THE男の友情って感じ。お互い頑固な所があるけど、いつか良い友達になれると思う。
バレーあるあるが多くてどハマりなハイキューですが、話が尽きないので今回はこの辺で。引っ越しやらなんやらしてたらこの記事下書き保存したまま早4か月すぎてたわ…。また続き書きたいけど気力続かんのでこの辺で…。
私…頑張った…よね?