キレイなソースコードを書きたいなと思っている方であれば必ず一度は思ったことがある変数やメソッドの命名規則
今回はそんな命名規則でよく使われる記法についてのどんな種類があるのか、
どこで使われているのかを具体的な例を示しながらご紹介していきたいと思います!
■記法ってなに?
変数名やメソッド名などの識別子の命名に対する規則の事で、
命名規則の中に◯◯記法や△△記法など様々な種類があります。
■よく使われる記法
よく使われる記法と、具体的にどのような場合に使われるのかをご紹介します。
言語や各会社でのコーディング規約によりどの記法が使用されるかは異なりますが、どのような記法があるのかということは知っておいて損はないと思います。
●アッパーキャメル記法(パスカル記法)
単語の先頭文字を大文字にして区切るのがアッパーキャメル記法です。
よく使われる場所としては、言語にもよりますがクラス名やメソッド名などです。
例)
・ArrayListクラス [Java]
・Console.WriteLineメソッド [C#]
●ローワーキャメル記法
アッパーキャメル記法とほぼ同じですが、先頭の単語は全て小文字で表記するところが異なります。
よく使われる場所としては、ローカル変数名やメソッド名などです。
例)
・document.getElementByIdメソッド [JavaScript]
・Integer.toStringメソッド [Java]
●スネーク記法
単語と単語の間をアンダースコア(アンダーバー)で繋ぐのがスネーク記法です。
よく使われる場所としては、定数名やデータベースのテーブル名・カラム名などです。
例)
・STR_TO_DATE関数 [MySQL]
・TO_CHAR関数 [Oracle]
●ケバブ記法
単語と単語の間をハイフンで繋ぐのがケバブ記法です。
よく使われる場所としてはHTML、CSSのクラス名やCSSのプロパティ名などです。
例)
・font-size, line-height [CSSプロパティ]
・alert-success,
page-item [Bootstrap]
■まとめ
記法はプログラミングをする上での知識としては比較的簡単なものですが、きれいなソースコード、読みやすいコードを書く上では非常に重要な要素です。
なんとなくで変数名やメソッド名を決めていたなという方はこれを機に記法を統一してキレイなソースコードを書いていきましょう!!
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