リリースがあった通り今シーズンをもって引退することに決めました。

直接みなさんに伝えられなかった分、長くなりますが目を通していただけたら嬉しいです。

25歳で引退はまだ早いと思う人もいれば、しょうがないなと思う人もいると思うのは承知しています。

僕の中で練習生で頑張ると決めた時もそうですけど、「トップの世界でやりたいという気持ち」と「地元チームで頑張りたい」という気持ちでここまでやってきました。

周りからの期待が膨らむ一方で、なかなか結果を残すことができず、戦力として考えられてない自分に毎年自信がなくなっていきました。

レベルの差を埋めようとコートの外でも中でも努力をし続けましたが、試合の結果が全ての世界なので、そこは実力不足と感じております。
しかし全力を尽くしてきたので悔いはありません。

他のチームに移籍してバスケをするということも考えましたが、生まれ育った千葉で活躍したいという思いが強すぎたため、千葉ジェッツでバスケができなくなったら引退しようと決めていました。

Bリーグの新しい時代を千葉ジェッツの選手として迎えられなかったのはすごく悔しいですけど、これもプロ選手の性だと思い今後の糧にしたいと思います。

練習生を含めて3シーズンと短いプロ生活でしたが、ここに至るまでほとんど辛いことばかりでしたが、その辛さを吹き飛ばすくらい嬉しい瞬間もあり、何よりチームメイトに恵まれ、日々成長できたと思ってます。

最初から最後まであまりみなさんの前で活躍できる姿を見せられなかったけど、シーズン終盤には怪我人が増えてたくさんのチャンスが回ってきました。

チャンスを掴んだアウェイトヨタ戦。
スタメンとして延長で勝てたホーム東芝戦。
この二試合は一生忘れません。
試合終盤に出るゲームではなく勝負所でプレーできるというのは本当に楽しいですね。
こういう瞬間があるからこそバスケって楽しいと思えるんだと感じます。

バスケット以外にも教員免許を持っているので、週に2日スクールコーチとして練習後指導させてもらって、たくさんの子供達とも出会えました。

正直練習がきつかった時などは立ってるのも辛いくらい足が張ってしまうときもありました。

しかしバスケがうまくなりたい、他の子に負けたくない、プロ選手になりたいと目を輝かせて練習をしている子供達を見てたら、どんなに疲れていても休んだりはできなかったです。

子供の成長が自分の成長にも繋がると思い指導させていただいてたので、3年間自分に関わってくれた子供達には感謝しています。

いつも試合で会った時に「どうしたの?試合でないの?」と純粋に聞いてくる子供達にものすごく申し訳なくなる気持ちでいっぱいだった時期もありました。

しかしどこにいてもほっしーと声をかけてくれる子供達が大好きで、たくさん元気をもらえました。ありがとう。

地域密着を掲げてここまで大きくなった千葉ジェッツなので、たくさんの地域密着に貢献できたことは誇りに思います。

ただ、誰よりも多くのイベントにでて、誰よりも子供と接してきたからこそ試合に出られないのが悔しかったです。

それでも変わらぬ声援を送ってくれ、温かく見守ってくださったみなさまには感謝しております。

たくさんの人に声をかけられ、その度に励まされてここまでやってこれました。

みなさんの支えがなかったら最後まで向上心をもってできなかったと思います。


最後に色々な面でたくさん負担をかけた親にはこれからしっかりと親孝行したいと思います。

「練習生から頑張る」
と大学四年生の時に伝えた時に
「よかった、また応援できるんだね。一番のファンというのを忘れないでね」
と親から言われた時は心が震えました。
この言葉は僕にとって魔法のような偉大な力がある気がします。

いつも試合に来てくれていて
試合に出られない時の方が多かったけど
「今日も楽しかったよ」
といつも楽しそうに試合を見てくれた家族には本当に感謝しています。

甥っ子たちもたくさん友達ができたようで一生懸命応援してくれました。
おかげでバスケが大好きになって、赤いものみたらジェッツというほど千葉ジェッツを好きになってくれました。
大きくなってもおじさんのこの姿覚えてくれてたらいいな。


次のステップはまだ何も決まってないけれど、もう1つの夢である教員目指して勉強したいと思います。

大学三年生の時に千葉ジェッツという地元にプロチームができて、今まではそんな身近にプロという存在がなかったので、いまの子供達は恵まれてると思います。

それまでは教員を目指していましたが地元にプロチームができたのがきっかけでプロになりたいと決意したので、夢をもつきっかけって本当に大事だなと思います。

教員になりたいと思ったのも中3の時に市で一回戦負けだった自分たちを全中まであと1勝のところまで導いてくれた先生がいて、こういう指導者になりたいと思ったのがきっかけです。

だから僕も1人でも多くの子供達に夢や目標、夢へのきっかけを与えられるような立派な教員になれるようがんばりたいと思います。

そしていつかは指導者になってバスケの楽しさを教えていきつつ、スクールなどで教えてた子供達と巡り巡ってまた指導できたらいいなというのが今の新たな夢です。

次は教育のプロとなれるようにまた違う舞台で戦っていきます。

島田社長をはじめフロントの皆様、練習生時代からたくさんご指導ご鞭撻をしていただきまして感謝しています。
いつもおいしいポジションを用意していただいてイベントはいつも楽しく取り組むことができました。
そして千葉ジェッツを取り巻く全ての人たちの応援がなかったらここまでこられませんでした。
たくさんの応援ありがとうございました。

千葉ジェッツでバスケができてよかった。
もう間近であの素晴らしい雰囲気を体感できることはないけど、これからもずっと応援していきます。

3年間ありがとうございました。