童神(わらびがみ)
1.天(てぃん)からぬ恵み
受きてぃくぬ 世界(しけ)に
生まりたる産子(なしぐゎ)
我身(わみ)ぬむい育てぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
太陽(てぃだ)ぬ 光受きてぃ
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
勝さ(まささ)あてぃたぼり
2.夏(なち)ぬ節(しち)来りば
涼風(しだかじ)ゆ 送(うく)てぃ
冬ぬ節(しち)来りば
懐(ふちゅくる)に抱ちょてぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
月ぬ光 受きてぃ
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
大人(うふっちゅ)なてぃたぼり
3.雨風(あみかじ)ぬ吹ちん
渡るくぬ 浮世(うちゆ)
風(かじ)かたかなとてぃ
産子(なしぐゎ)花 咲かさ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
天(てぃん)ぬ 光受きてぃ
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
高人(たかっちゅ)なてぃたぼり
(意訳)
天からの恵みを受けてこの世界に
生まれたる我が子 私が守り育て
愛しい我が子よ 泣くなよねー
太陽の光を受けて 勝る人になってください
(※単に能力が勝るという意味ではなく、霊感が強い、つまり
神高い子になってほしいという願いが込められているらしい。)
夏が来れば涼しい風を送り、
寒い冬が来れば懐に抱いて育てるよ
愛しい我が子よ 泣くなよねー
月の光を浴びて 大きな人になってください
渡る浮世には雨風も吹く、
そんな時は自分が風よけになって
我が子の花を(人生の花を)咲かせてあげたい
愛しいわが子よ 泣くなよね
天の光を受けて 高い人に(神高い人に)なってください
魂に響く歌ですね めいみ