岡目八目 あんな店、こんな店

残念な店

 

3年前のオープニングパーティにフィンガーフードをお届けして、去年の12月にお別れ会にちょこっと顔出し。

飲食業は、3年持たずに無くなる店が多いのですが、この店がそれに該当してしまうとは残念。

 

独学だというガレットと毎回一杯ずつ立ててくれるドリップコーヒー。マシーンで抽出する大手のカフェチエーン店とは大違いのかなりのハイレベル。上等のアンプから流れるBGM。どう見ても3年もたず店じまいするとは思えません。どうしたのでしょう?

 

味よし、値段リーズナブル、立地は地下鉄出口から2分で谷町筋に面した1階。

退職後、第二の人生にかけていた店主はいって元気だった。

食べ物屋をしている方ならなぜだろう考え込みますよね。

 

そういえば思い当たる節がいくつか。。。

近隣の住人の方には失礼ですが、本格ブルターニュ地方風のガレットは浮いていました。

この界隈はたこ焼き、お好み焼きを楽しむB級グルメの激戦区。粉もんどうしなら和風に軍配。スポーツ新聞無し。モーニングセット無し、灰皿無し、うーんこれはこの地区ではハードルが高かった。そうでしょうか?

 

昨日降った雨で出来た水溜りに魚はいない。魚のいない場所で釣り糸を垂れても釣れません。だから商いは魚の沢山いる立地と言われますが、大阪市内で超人気だったパン屋さんが神戸の山奥に移転。わざわざそこを目指して1時間、2時間パンを買うために出かける人がわんさかいます。

個店に限ってみた場合はこのセオリーは当てはまらない事もありそう。

 

オープン当日の華やかなお祝いの花の山、ひっそり消える閉店日は枯れかけた花がカウンターの隅に。なりわい業は難しい。大阪市内で数少ないガレットの店が消えて残念な店の仲間入り。