今年の3/1に、東京ディズニーリゾートから発売されたグッズです。


アップの画像は、こちら!


TDRのグッズはカラフルで、ひときわ楽しそうなのがいいですよね♪

普段は眠ってばかりのドーマウス(眠りネズミ、ヤマネ)も、自らティーポットの蓋を開けて顔を出していますよ!


裏側は、このようになっています。


このバッジは、書かれている台詞が、とても素敵です。

“A very merry UnBirthday!”

(なんでもない日、おめでとう!)

“unbirthday” とは、ルイス・キャロルによる原作で出てきた造語。


このマッド・ティー・パーティーの場面は、ディズニー映画においても、非常に有名なシーンです。

パーティーの参加者であるマッドハッターとヘイヤ(三月ウサギ)は、アリスに、こう説明します。

「誕生日は1年に1回。でも誕生日じゃない日は364日。てことは…年がら年中お祭りだ!

「それなら今日は私の生まれない日!」というアリスのことを、彼らはアンバースデー・ケーキを用意して、お祝いしてくれました。


原作だと “unbirthday” という言葉は、「不思議の国のアリス」の続編である「鏡の国のアリス」の第6章、「ハンプティーダンプティー」によって語られています。

彼が着用しているネクタイは、お誕生日でない日のプレゼントとして、白の王様と女王様から贈られたもの。

「私、お誕生日のプレゼントが1番好き」と言うアリスに対し、「非誕生日のプレゼントをもらう日は364日もある…誕生日プレゼントをもらう日は、ただの1日なんだぞ。さあ、これは名誉なことだ!」と持論を展開するハンプティーダンプティー。

最後の方は何を言っているのやら意味不明ですが、1年の内、364日もお祝いできる日があるなんて、幸せなことですよね♪


実はこれ、記事にしてご紹介するのが遅れたのですが、しばらく前に、友人からバースデー・プレゼントの一つとしてもらったもの✿

バースデーにunbirthdayをお祝いするバッジだなんて、何だか、とても洒落が利いています!

おかげで、お誕生日が過ぎてからも、ずっと私の心はお祭り気分♪

A very merry UnBirthday to us!

友人にも、読者の皆様にも、そして私にも、なんでもない日、おめでとう!!

※映画の画像は「ふしぎの国のアリス」角川書店(2016)に掲載されているものです。