「不思議の国のアリス」出版150周年を記念して出始めたシールの最新作です。


ルイス・キャロルによる「不思議の国のアリス」は、1865年11月26日に、マクミラン社より発行されました。

そのため、一般的に、映画のディズニー・アリスに対して、ジョン・テニエルによる挿し絵のこちらは、「マクミラン・アリス」と呼ばれています。 

このシリーズのシールは、「アリスの150周年記念シール(マクミラン)」で半年以上前に出会って以来!

(アリスの150周年記念シール)

今回は三種類も出ていました♪

もちろん、全て入手しましたので、また順番にご紹介しますね✿

今日ご紹介するのは、まるでマスキングテープを手でちぎったかのようなデザインが素敵なこちら!

シールを二枚に分けて撮影してみましたので、アップでのイラストもお楽しみください。

まずは上半分。


次に、下半分です。


いずれも「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」の挿し絵が使われています。

その中で、今回注目していただきたいのは、この一枚!


一番左の「不思議の国のアリス」、第八章「女王のクローケー・グラウンド」において、アリスがハリネズミをボールに、フラミンゴをマレット(木槌)にしたゲートボールのような競技に参加している場面です。


チェシャ猫に「どーお、具合は?」と尋ねられたアリスは答えます。

「何から何まで生き物で出来ているっていうのは、すごくやりにくいことよ」

でも、この不思議の国のクローケー、実は「人生」の比喩なのですよ。

哲学的な意味まで含んでいるアリスの世界は、本当に奥深いですね♪

☆一シート250円(税別)なり。