昭和43年6月25日(火)、京王線東府中駅近く
「府中ガス(株)西部営業所」(府中市清水ヶ丘1-5)の
「緑の箱」の下に「脅迫状」が置かれました。
ところが、それを知らせる犯人からの電話は、
午前7時45分、営業所ではなく、
府中市分梅町の自宅の方に入りました。
店先に書き出されていた電話番号の、
後の方に掛けてしまったためでした。


同じく6月25日(火)朝、
府中市朝日町2-16の民家(Y氏宅)の西側の板塀に、
朝日新聞6月21日付夕刊を使った
「脅迫状」が貼ってありました。
(私の1992年の探訪当時、既に一帯は公園になっていました)


やはり同じ6月25日(火)午前8時、
紅葉丘の歯科医院(紅葉丘2-29-3)の郵便ポストで、
6月24日付朝日新聞の朝刊16ページ全部を使った
「脅迫状」が発見されました。
こちらも、朝日町の「脅迫状」と同様、
「赤のぺんてるパス」で書かれていました。


この「朝日町民家」と「紅葉丘歯科医院」の両方に
短時間に「脅迫状」を届けるためには、
西武多摩川線の「歩行者踏切」(朝日町2-18-9付近)を
利用するのが効率的で、民家の「西側の塀」に
「脅迫状」を貼り付けたことからも、
犯人が「府中以西から来た単独犯」
である事を感じさせられます。


「脅迫状」発見からさかのぼる事5日。
6月20日(木)午後9時2分、
多磨霊園東隣の多磨葬祭場近くの
「つくば観光」(多磨町2-4)で、
木造トタン張り小屋を全焼する放火事件が発生。
犯人は「脅迫状」内で、これは自分が行ったとしています。

<その3>に続きます。