その日あなたは旅立っていった
また会う約束なんてできなかった
引き止める事なんてできなかった
今まで見たこともない顔をしていたから
苦しいとか辛いとか哀しいとか
そんな言葉では言い表せないくらいに
もっとずっと難しい感覚なんだけど
いつも身近にはあったんだ
気が付かない振りをしていた
考えたくなかったのかも知れない
考える必要もなかったんだ
いつまでも続くんだと思っていたから
また会えるかどうかも分からない
やってみないと分からないから
やってみたって分からないんだろうけど
でもいつかは会えると信じてる
覚えていますか?
毎年あなたから戴いていた思い出
僕は今でもその味を思い出します
思い出すからこそ口には含めません
思い出したくないんだろうか
思い出したいんだろうか
いつも覚えているわけじゃないけれど
心の片隅にはいつだってあなたがいます
いつでも思い出せるように
ここに残したいと思います
今だって泣くのを我慢しています
この音楽を詠うたび思い出すよ