半径1キロメートルの

生活…


通院予定で

埋め尽くされる

カレンダー


我が身ではなく

ほぼ

あの人の為に…



「籠の中の鳥」の

イメージは

女性が囲われる

色っぽさを

連想する


その姿は

美しい

インコやカナリア?



私は

せいぜい

ジュウシマツ?


それとも

籠の中の「鳥」ではなく

「烏」かな?


飯炊きばあさん?

お給料のないお手伝いさん?

老老介護?


「報われた」

と感じることは

ほとんどない


私のたたまれたままの

羽根は


羽ばたくことなく

どんどん

退化して行くばかりだ…