ファンクなのに暗く重たいリズム、かすれた叫びにも聞こえるボーカル
でもそのすべてが重なると美しさも感じられる名曲。
バンドの崩壊、薬物中毒の中で天才スライストーンの打ち立てた鉛のような金字塔。
高校のころ深夜に放送されていた、ブルースや60年代ロックを中心に特集を組む
音楽番組でスライを見て、あまりのかっこよさにはまってしまった。
13年前ってこともありタランティーノ映画とかレニクラ、懐かしの渋谷系の影響で
世の中60年代ブームがやんわりあったのもありますが、
当時ギター少年で音楽のために上京するぞっていうタイミングなのもあり
チョッパーベースのリズムの取り方とかメロディーラインの崩しのうまさに
ロック小僧だったちょめちゃんは強いショックを受けたのです。
あれからすったもんだあって、なぜか映像中年になった今でも
この曲はいまだに聴けば聴くほどその奥の深さにやられてしまいます。
ほんとスルメのように噛めば噛むほど味があります。
ただ、スルメのように歯にはさまったり、あのイカ臭さみたいなのはないです。
といってもスルメはスルメでおいしいし、噛めば頭の回転もよくなるということで
そこまで馬鹿にはできないものです。スルメもビールには非常にあいますし
構成やカット割りを考えるときなどはガムの代わりにもなるし、
ダイエットにも悪くはないです。揚げたやつよりも普通のがすきです。
まぁ好き嫌いあるとは思いますが、スルメ、おいしいです。
There’s a Riot Goin on/Sly & Family Stone

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