映画祭で有名な南仏カンヌでのお話し。


プレミア上映に参加しようとした女性が、

入場を拒否されたのですが、

その理由はといえば、なんでも「ハイヒールではなく、

かかとの低い靴を履いていた、」

というもの。


う~ん、、、

私はと言えばいつもほとんどの場合、

かかとの低い靴を履いている。

それは速く歩けるし、

体にもいいし、(ハイヒールを長時間履くと

姿勢や足の負担が大きい)


なによりらくちんだから。


一度慣れてしまうとローヒールや

スニーカー系が中心になってしまう。


通勤で見かけるハイヒールは、

アフターファイブはデートかな?とか

そんなにムリしたら外反母趾になってしまう、

などといらぬお世話を

心のなかでつぶやいたりする。



でも、プレミアムなときは別です。


結婚式やあらたまった集まり、正装をしたとき

などだ。

こういうときのためのとびっきりの靴は、

履く機会が少なくても妙に奮発したくなる。


ハイヒールとはそういうときのための靴、

と位置付けている。



さて、カンヌの話しに戻すと、


カンヌでレッドカーペットに参加するときは、

すべての女性にハイヒールの着用を

義務付けているのだとか。


ということは服装は正装、またはそれに

準ずるものということでしょうか。


ハリウッドの、超売れっ子の

映画スターでなかったとしても、

たとえ上映会参加のためでも、


女性なら、

カンヌのレッドカーペットを歩くからには

ハイヒールを履くべし、なのですね。


カンヌのレッドカーペットとは、

そういうプレミアムな場所なのです。


世の中カジュアルになってしまい、

いえ、カジュアルを通り越して

ラフになってきてしまいました。


だからこそ、このような場所は貴重な存在ですし、

これからもルールをくずさずに

存在すべきだと思うのです。


いつの日かとびきりのハイヒールで、

カンヌのレッドカーペットを歩きたいものです。