スキンケアのどの部分の重点をおくかは、


その人の考え方や年齢、肌質などによっても


ちがっているようです。


おおむね年齢とともに、内容や使用感の濃い、

いわゆる美容液やクリームに人気が高まる傾向に

あるようです。


また、洗顔はしすぎると肌を傷める、

よけいに乾燥する、と考える人が少なくありません。


年齢とともに洗顔の重要性が希薄になってくる

ようにも思えます。


が、しかし、果たしてそうでしょうか?


アマロットのサロンのお客様でとても洗顔好きな方が

いらっしゃいます。

彼女がスキンケアのなかでなによりも大切に

考えているのが洗顔。


洗顔用のソープを毎月お買い上げになりますが、

その他のローションやジェルは2か月に1回。

他のものと併用しているかといえばそうでもなく、


しっかりと洗顔できていれば、上から補うものは

必要最低限でよい、とのことです。


しかも素肌はトラブルを起こすこともなく、

いつも安定的にきれいです。



実に的を得ているスキンケアです。


素肌は本来保湿力や柔軟性、必要な皮脂や汗の

分泌など、体や肌をよりよく保つ力にすぐれており、

さまざまな機能を持ち備えています。


これらの機能がうまくかみ合わないとき、

お肌の不調やトラブルをおこします。


起こしますが、ヒトの体にも肌にも免疫力が

備わっていて、時間の経過とともに回復します。


そんな素肌のちからをうまく引き出し、高めて

くれるのが洗顔です。


美容液やクリームを変えるのではなく、

洗顔料と洗顔のしかたを変えることで、慢性的な

乾燥肌がおさまった、なんてことはよくあります。


せっかく持ち備えている機能をサビさせず、

衰えさせず、若々しさを保つにはぜひ洗顔を

見直したものです。


また洗顔料によっても違いはありますが、

乾燥肌やデリケートな肌は洗顔後ツッパリ感を

感じない洗顔料をおすすめします。


たっぷりの泡でマッサージするように、泡だけで

洗う、このあたりがポイントかもしれません。


洗顔後は素肌も気分もすっきり気持ちいい、

これが美肌の秘訣です。