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-統合失調症再発から1ヶ月半-

-妊娠10w-

産婦人科が総合病院に転院となり、

今週10週目の妊婦健診を受けてきました。

妻は精神科の入院先で、

「赤ちゃんもうダメになっちゃった」

何度もそう言っていたようです。

総合病院では紹介状の手続きや、

初診対応で随分時間がかかり、

到着して2時間後にようやく健診を受けました。

外出許可中の妻はまだまだ不調、

ヒヤヒヤしながら同席していました。

エコーを見学(妻の強い要望により同席許可)、

「心臓動いてるのわかりますか？」

「え、あ、はい」

「赤ちゃんの形になってるね」

胎児は無事に育っているようでした。

前回の心拍確認は妄想で大変でしたが、

今回は妻も納得しているようでした。

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状況と年齢からハイリスクであるのは確か、

出生前検診(NIPT)についても質問しました。

「高齢なのでダウン症のリスクはあります」

「1/200くらいです」

「NIPTは認可病院で受けた方がいいです」

「その場合は紹介状を書くので連絡ください」

転院先でそう言われれば、

郷に入っては郷に従え、

そうするしかないような気持ちになります。

サイコロを3回振って1が3回でる確率くらい…

前日はなぜか眠れず、

胎児が育っていた事で緊張の糸が切れたのか、

ふとそんなどうでもいい事を考えていました。

妻の病状(今後も再発は十分に考えられる)、

何とか環境を整えたとしても、

産まれる子に持病があったとすると、

育児ストレスは大きく違うのだろうか？

NIPTを受けたとして、

陽性なら諦めると覚悟していたとして、

いざ陽性だった場合、

命の選別にかかるストレスはどうなのか？

そう言う事も含めて認可病院の方がいいのか？

妻が入院していることもあり、

非認可のところで1日で終わらせて、

すぐに結果が出た方がいいのでは？

妻も再発前には受けると言っていましたが、

今は話についてこれない様子でした。

命の選別や人生の選択、

時間制限付きで流れに任せても出ない答え、

寝不足のその日は考えるのを辞めました。

1週間調べ上げ、深く考えました。

NIPTは認可病院で受けようと思います。

明日連絡し紹介状を書いてもらい、

遺伝カウンセリングを受けることにします。

仕事復帰直後に、

迷惑と労力はかかりますが、

惜しむべきタイミングではない、

と言う結論に行きつきました。

仕事復帰後の身の振り方、

入退院のスケジュールや外泊の検討、

妊婦健診や出生前検診、

障害年金や子育て支援や介護ヘルパーの検討、

もろもろの助成金や保険、

前回の記事通り、

やるべき事は整ってきていたのですが、

選択という部分を含めるとまだまだでした。

ここでの選択の連続が、

人生を決めていくというのも考えものですが、

どうしたって行き着く先は同じ、

なんてこともなく、

んー、やっぱり綺麗には言えないですね。

人生は選択の連続である -再発 急性期-

人生は選択の連続である -再発急性期-