標高3,000Мの天空の稜線…夏の剱・立山の峰々に登ってきました[10]/先取りハロウィン[1] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

だいぶ陽も高くなってきた8月2日の10時前、富山県の最高峰・標高3,015Мの大汝山(おおなんじやま)の山頂に到着しました!!

大汝山は雄山(3,003М),富士の折立(2,999М)とともに立山の主峰を成す3つのピークのひとつでして、何と言っても富山県でいちばん高い場所ですからね…視界を遮るものは一切なく、360度ぐるっと峰々の大パノラマが目に飛び込んできます。

 

中でも剱岳方面の眺望の素晴らしさは、先程歩いてきた別山山頂からのものにひけをとらないほど。

空に向かって鋭く突きあげるかのような急峻な剱岳と、対照的になだらかな山容の別山,真砂岳との対比もとっても印象的!!

そして、それらの峰々の稜線に沿ってつけられた登山道はまさに『天空の道』。

自分が今、大空と大地とが出会う場所に立っているのだという事をあらためて実感する事が出来たなぁ…。

 

こうして眺めると、別山や真砂岳の山肌は花崗岩由来の白っぽい岩石や砂礫でおおわれているのに対し、剱岳は少し黒っぽい色をしている事がお分かりいただけるかと思います。

岩石の質…風化されやすさの違いがこれらの山容の違いを生み出しているのかもしれませんね。

 

こちには立山主峰でよく見かける高山植物・イワツメクサ(ナデシコ科)です。

一輪一輪のお花の大きさは1センチもないくらいの小ささなのですが、こちらもほとんど土の無いガラガラの砂礫地が大好きなお花ですし、葉っぱの緑色もとっても鮮やか♪ついついしゃがみ込んで眺めてしまいます。

 

大汝山から歩く事30分弱で、雄山神社・峰本社のある雄山(おやま)に到着しました。

標高3,000М超の高峰ながら、頑張れば5,6歳くらいの小さな子どもでも登頂出来るくらいに登山道がしっかり整備されていますので、こちらまでやって来ると登山者の人数もぐっと多くなり、賑やかな歓声があちこちから聞こえてきます♪

以前ほど多くはないものの、富山県内の小学校の中には今でも夏休みの校外学習として、室堂平からこちらまでの登山を実施している所もあるんですよ~。

 

10時を過ぎると、さすがに真っ青な空に流れる白い雲が目立つようになってきました。

麓よりもぐっと雲に近いぶん、ものすごい速さで現れては流れていく雲…まるで吹く風が視覚化されているかのようだったなぁ。

あっ、オレンジ色の衣装をまとった神主さんが立っていらっしゃる所が峰本社の社殿にして雄山の山頂にあたる場所になります。

 

後半は9月21日に出かけてきました、砺波チューリップ四季彩館のハロウィン展示の様子をご紹介させていただきますね~。

咲いている状態のチューリップを一年中いつでも楽しむ事の出来る施設である四季彩館…言うまでもなくチューリップが主役ではあるものの、春夏秋冬・季節ごとのお花や様々な行事をテーマにした展示がなされていますので、いつ足を運んでも楽しさに満ちているんですよ~。

 

エントランスも既にハロウィンムード一色だったなぁ♪

 

チケット売り場のそばにも可愛らしいハロウィン展示が♡♡

何やら仮装しているのは、チューリップをモチーフにした砺波市のご当地キャラのチューリくん(黄色)とリップちゃん(ピンク)です。

 

壁も屋根もガラス張りで、雨の日でも自然光が入ってきて明るい展示ホール『ワンダーガーデン』。

ガイコツにオバケにカボチャのランタンに…1か月以上も早くハロウィンパーティーが開幕していましたよ~!!

ちなみにこの時の入場者は私ひとりだけ…この賑やかな空間を完全に貸し切り状態で、ちょっと申し訳ないくらいでした。

 

足下を彩る色とりどりのマム(西洋菊)。

日本菊と比べますと花びらの色彩はもちろんの事、お花の形も実に多彩!!

寄せ植えとしても人気の高いマムですが、これだけ品種が豊富ですと、マムだけでも充分に魅力的な花空間を描き出せますよね。

 

こちらにもチューリくんとリップちゃんがいましたよ~。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。