前回のブログの続きになります。
浮島湿原から登山道をさらに進んで、やや急な細い尾根道を登りきると、近年になってあらたにつくられた木造テラスの展望スポットに到着します。
こちらからは白馬三山[白馬岳,杓子岳,白馬鑓ヶ岳の3峰の総称]をはじめとする北アルプス後立山連峰の名峰達を一望する事が出来るうえ、初夏にはみずみずしい新緑が爽やかな彩りを添えてくれるんですよ~!!
水芭蕉が咲く時季はまだ峰々に豊富な残雪が輝いていますので、そのコントラストもとっても綺麗です♪
向かって左側から鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳~不帰の嶮と連なり…
そこからさらに白馬鑓ヶ岳~杓子岳~白馬岳、という感じに大パノラマが目の前に広がります!!
ちなみにこちらは秋の紅葉(黄葉)もとっても美しいスポットでして、9月末から10月初めにかけて広葉樹や山肌が鮮やかな赤色や黄色,橙色に色付き、まさに錦秋と呼ぶに相応しい彩りにつつまれるんですよ~!!
信州でも屈指の紅葉(黄葉)の名所である栂池自然園…初夏,盛夏はもちろん、秋もおススメ出来る山岳エリアです♪
栂池自然園の登山道は雪が無い時季は整備された木道や登山道の上を歩いて散策出来るのですが、残雪期はいったいどこを歩けばいいのか分かりにくい場所も多くあります。
所々に立てられているこのピンクのリボンがついた旗竿がルートの目印になっていますので、絶景に見とれながらも時には視線を足下に落として、しっかり確認しながら歩いていく必要があります。
雪融けが進む初夏は雪が固く締まっている箇所とやわらかくなっている箇所が混在しています。
うっかりルートから外れてしまうと、雪を大きく踏み抜いて転びそうになる事もあるので気が抜けません。
尾根道にさしかかると一転して雪はなくなり、かわりに色とりどりの高山植物や山野草が心を癒してくれますよ~!!
小さいながらも鮮やかなピンク色が周りの緑によく映えるコイワカガミに…
白い額紫陽花のようなお花も綺麗に咲いていました。
後半はお盆休みの真っ只中、8月14日に再び出かけてきました黒部峡谷沿線の風景をご紹介させていただきますね~。
富山はこのお盆休みはいまひとつお天気がスッキリしない日が多かったのですが、この日は少し雲が多いながらも青空がのぞいており、陽射しもしっかり届くまずまずのお出かけ日和♪
まずは恒例のうなづき湖。
時間帯やちょっとした陽当たり具合の関係で水面の色が変化するうなづき湖…お日様が雲に隠れると、ちょっと深みががった青緑色に変化します。
再び陽が射してくると、いつものエメラルドグリーンの水面が視界いっぱいに広がります♪
今回は宇奈月温泉の源泉が湧く『黒薙(くろなぎ)』駅周辺を歩きます。
黒部峡谷鉄道は今年いっぱいは宇奈月駅~猫又駅間での折り返し運転となっていますので、唯一途中下車して歩いて周辺を散策出来るのはこちら黒薙駅だけとなります。
いつもは列車に乗ったまま眺めている&撮っている後曳橋も、この日はホームからパチリ♪
駅から温泉までは徒歩およそ20分の道のり。
今回も朝早い列車でしたので、お盆休みとは思えないくらい静かだったなぁ…少し登った所から黒薙駅と後曳橋を見下ろします。
山道ですので、いろいろと出没するようです(幸い今回はどちらも見かける事はありませんでした)。
木々の間から後曳橋を見下ろせる絶景ポイントを通り過ぎて…
水力発電所の導水管を見下ろしながら、どんどん歩を進めていきます。
続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。