今日で6月もおしまい、明日からはいよいよ7月ですね~。
それと同時に、今年ももう半分が過ぎた事になるのですよね。
元日の強い地震で幕開けした感のある2024年の富山…県全体を見ればすっかり平穏な日々が戻っているのですが、被害の大きかった地域ではまだまだ復興の途上だったりもします。
梅雨入りから1週間余りが経ち、本格的な雨の季節を迎えた富山。
2週間天気予報を見ても傘マークがズラリと並んでいますし、早くも梅雨後半らしいお天気周りになってくるようです。
治水がしっかりしているとはいえ、昨今の“まとまった雨”は降り方が尋常ではありませんからね…件の地震の事も含め、油断せずに防災意識をしっかり高めていかなければいけないなぁと例年以上に強く感じている今日この頃です。
ちょうど梅雨の真っ只中ですからね…ここ最近は北アルプスの峰々も雲に隠れてしまう事が多く、時折姿が見えても青空との共演というワケにはなかなかいきません。
新緑が眩しい五月晴れの日、5月11日に登ってきた上市町の里山・千石城山からは白い残雪を輝かせた標高2,999Мの剱岳と、そこから剱御前~奥大日岳~大日岳へと連なる稜線が綺麗に見えており、初夏を迎えたばかりの剱岳山麓らしい爽やかな絶景を楽しむ事が出来ましたよ~!!
千石城山は標高757М、ゴールデンウィークに歩いてきた伊折地区からもほど近くにある里山でして、最大の魅力は何と言っても剱岳の眺望の素晴らしさ!!晴れた日には遮るもののない大パノラマが目の前に広がります。
ちなみにこちらの風景…実は山頂からのものではなく、登山口からのものなのです。
千石城山には登山口が3か所あり、いちばん下にある第1登山口からですと山頂まで片道1時間ほどかかるのですが、もっとも高所にある第3登山口からですとわずか20分ほどで登頂する事が出来るばかりか、何と眺望も山頂からのものと大差無いのです。
つまり、全く登らなくても山頂から並みの山岳景観を魅せてくれるという、とってもやさしくて太っ腹な里山なんですよ~♪
とはいえお天気もいい日でしたので、この日は山頂まで登ってみました♪
どうでしょう、剱岳の見え方、第3登山口とほとんど変わらないと思いませんか?
千石城山は山名からも分かるように戦国時代の城跡の遺構でもあり、平らに整地された山頂にはかつて砦が建てられていたとの事…さらには稜線が一部切られている箇所もあり、防御面がしっかり考慮されていた事が分かります。
そんな“元・ものものしい山城”も、今では気軽に登る事の出来る里山として多くの人に親しまれています♪
ゴールデンウィーク過ぎの剱岳山麓はちょうど田植えシーズン。
そしてその頃はレンゲソウが咲く時季でもあり、今では見かける事が少なくなったものの、それでもところどころの休耕田にこのような赤紫色のお花畑が広がります♪
そうそう、上高地にひき続いて6月14日、信州の小谷村・白馬岳の中腹に広がる栂池自然園を歩いてきました。
抜けるような青空と白い残雪輝く白馬三山のもと、見頃を迎えた水芭蕉が爽やかな彩りを魅せてくれていたほか…
おそらく本州ではもっとも遅いであろう『お花見』を楽しむ事も出来ました!!タカネザクラです♪
詳細はまた後日、ご紹介させていただきますね。