銀色に輝くススキの穂に彩られる秋の剱岳山麓/砺波チューリップ四季彩館のハロウィン展示[3] | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

気がつけば10月ももう終盤にさしかかってきましたね~。

 

先程、何気なくカレンダーを見てみたのですが、来週前半にはハロウィンがあり、そして後半には11月に入って文化の日を迎える事になるのですよね。

年賀はがきの発売もスタートしますし、秋の深まりと同時に早くも冬を意識させられる事も…本当に月日の経つのは早いものです。

 

先週末は季節外れの冷え込みに見舞われ、標高3,000M級の北アルプスの峰々には白い新雪が降り積もりました。

10月22日には白銀に輝く神々しい剱岳と色鮮やかな紅葉,それに真っ青な空との“秋の3段染め”の絶景が楽しめましたし、ここ数日の陽射しで幾分融けたものの、今日も山頂付近に雪が融け残っているのが確認出来ましたよ~!!

 

紅葉前線は現在、標高1,200メートルから1,000M付近で赤色や黄色がいい色付きになってきている模様です。

広葉樹よりも色付きがゆっくりな落葉松の黄金色の黄葉は、もう少し標高の高い地点で見頃となっている事でしょう。

 

上市町の剱岳山麓の紅葉(黄葉)が鮮やかになるまでにはもうしばらくかかりそうですが、替わりにススキの穂が渋く味わい深い彩りを魅せてくれています。

3週間余り前のものになりますが…剱岳にもっとも近い山里・伊折地区からも、朝陽に照らされて銀色に輝くススキの穂と重厚な剱の峰との共演風景をのぞむ事が出来ました!!


 

秋の七草のひとつであるススキですが、近年では帰化植物のセイタカアワダチグサの繁殖力におされがちな光景もしばしば目にしますよね。

ただ、ススキもやられっぱなしではいない様子…最近は勢力を盛り返しつつあるみたいで、セイタカアワダチグサと生息域を競い合っている様子もよく目にするようになってきました。

 

そんな中、ここ剱岳山麓には不思議とセイタカアワダチグサがほとんど侵入してきていない感じ…どこを見てもあの黄色のお花が見当たらず、ススキの穂が悠然と秋風に揺れているのです。

 

まさに“これぞ日本の秋の野原”とも言うべきのどかな山岳景観に出会える剱岳山麓…岩稜に雪の無い初秋に訪れても素敵な風景に出会う事が出来ます♪


 

後半は砺波市にあるチューリップ四季彩館で開催中のハロウィン展示の続編をご紹介させていただきますね~。

 

たくさんのチューリップの切り花などが飾られた『チューリップパレス』の出入り口には、四季彩館の人気者コンビ??のカエル君とアヒル君がお客さんを出迎えてくれていましたよ~!!

ハロウィンバージョンという事で、2人ともしっかり仮装しておりました(笑)。

 

『パレットガーデン』にもおじゃましましょう♪

このガラス戸の中は、一年中いつでもチューリップのお花畑…説明のとおり、世界でここだけの場所なんですよ~!!

 

10月にも関わらず、春の匂いと彩りに満ちたパレットガーデンの中…壁が鏡張りになっているために飾られているチューリップがそこに映り込んで、まるでどこまでもお花畑が続いているかのような感覚につつまれます。

 

こちらにもオバケがいました!!乾燥させたコキアにペンキで色を塗り、逆さにして顔や手足をつけ、さらに帽子を被らせたみたいですね。

枯れたらそのままお役御免になる事も多いコキアをうまく活用する…素敵なアイディアだなぁといつもながら感心させられます♪

 

 

 

館内をぐるっと一周した後は、2階からメインの展示スペース『ワンダーガーデン』を見下ろしてみました(カエル君とアヒル君、どこにいるかお分かりいただけますでしょうか)。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。