残雪輝く峰々,新緑,清流が眩しく美しい…晩春から初夏にかけての北アルプス山麓の風景[6] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

ゴールデンウィーク後半の5月4日は朝から爽やかな五月晴れ!!その後もほとんど雲がかかる事もなく、北アルプスの峰々も一日中その姿を魅せてくれていましたよ~!!

上市町の『剱岳にもっとも近い山里』伊折地区からも白い残雪を輝かせた標高2,999Mの剱岳を眼前に仰ぎ見る事が出来ましたし、早月川の清流も木々の新緑もいちばんいい時…どこを歩いていても、清々しさを実感する事が出来ました。

 

富山のふるさと眺望点に選定されている伊折橋からの山岳景観を存分に楽しんだ後は、ちょっと上流のほうに向かいました。

伊折橋から車を走らせて馬場島方面に少し向かうと『剱いおりの里』という小さなお店が見えてくるのですが、そこから脇道に逸れて早月川の河原沿いに出ると『剱せせらぎの小径』という地元の方々が整備された散策コースがあります。

 

実はその散策路からちょっとだけ外れた場所に、穴場の剱岳絶景スポットが存在しているのです!!

 

剱岳から剱御前~奥大日岳~大日岳へと連なる峰々を一望する事が出来るのはもちろんの事、早月川の清流も轟々と音を立てて流れ下っていて躍動感満点!!さらには広葉樹の新緑と針葉樹の深緑の対比も印象的…上流から流されてきた巨石がゴロゴロする、剱岳山麓の手つかずの美しさ,魅力と対峙出来る、そんな素敵なポイントなんですよ~。

 

剱岳をはじめとする峰々に輝く白い雪。

早月川の限りなく青く透きとおった清流は、これらの峰々が届けてくれる雪融け水です。

富山でも山間部まで行かないと目にする事の出来ない清らかな水…晩春から初夏にかけてのこの時季には青さも透明度も極限にまで高まり、まさに『北アルプスブルー』としかたとえようのない美しさを魅せてくれます。

水量もとっても豊富でして、川の中に点在する石に腰掛けてくつろいでいる時にも冷たい水しぶきが飛んできて、とっても涼しいんですよ♪

 

この時季には毎年この場所を訪れているのですが、今までに一度も人と出会った事はありませんし、今年も私のほかに人の姿はありませんでした。

伊折橋の辺りではたいてい何人かは景色を眺めたり写真を撮ったりされているのですが…完全に“知る人ぞ知る絶景スポット”のようですね。

 

危険ではないもののほぼ未整備な場所ですので、背丈の高い草がのびてくる前でないとかなり歩きにくくなりますので、そういう意味でも剱岳山麓の“季節限定の素敵な場所”だと言えるように思います♪

 

 

残雪輝く剱・大日の峰々,北アルプスプルーの清流,眩しい新緑…魅力がいっぱいつまった5月初めの剱岳山麓の山岳景観に心癒されたひとときでした。

 

後半は前回にひき続き、6月10日に出かけてきました射水市・太閤山ランドの紫陽花園の様子をどうぞ♪

こどもみらい館そばの斜面にはブルーの紫陽花がたくさん植えられているのですが、中でもお花(額)が大きくてフワフワした西洋紫陽花がひときわ存在感を魅せています。

 

しっとり雨に濡れる姿が映える紫陽花ですが、ブルーのものは陽射しのある日でも涼しげに目に映りますよね。

 

 

装飾花が印象的な額紫陽花…後ろに咲く淡いブルーの西洋紫陽花ともよくマッチしていたなぁ。

 

昨日から恒例のあじさい祭りが始まったのですが、咲き始めが早かったのに加えてこの後数日は暑さ厳しい梅雨の晴れ間になりそうですので、もしかしたら額が傷み出すのも例年よりも少し早いかもしれません。

みずみずしい紫陽花、皆様もどうぞ早めにお楽しみくださいね。