ゴールデンウィークも後半を迎えましたね。
昨日から５連休という方も多いでしょうし、皆様もそれぞれお出かけや旅行を楽しまれたり，お家でのんびり過ごされたりしていらっしゃる事と思います。
富山もここ２日間は好天に恵まれ、特に今日みどりの日は朝から雲ひとつない五月晴れの青空が広がりました！！
標高３，０００Ｍ級の剱・立山の峰々も例年よりは少なめながらも、白い残雪を輝かせた美しい姿を魅せてくれていましたし、山間部の新緑＆雪融け水が流れ込む清流も今がちょうどいちばんきらめいている時季ですよ～！！
私も剱岳山麓をのんびり歩いて絶景の山岳景観を楽しみ、マイナスイオンを心身にタップリとり込んでまいりましたので、また後日ご紹介させていただきますね。
『みどりの日』という事もあって草木の新緑が眩く（まばゆく）みずみずしい時季ですが、つい１か月ほど前はまだまだ桜が華やかな春の彩りを魅せていましたよね♪
４月４日の上市町、上市高校近くの上市川沿いの桜並木…自称“剱・桜のプロムナード”でも、遅咲きの枝垂れ桜が桜の季節のフィナーレの彩りを魅せてくれていました。
“剱・桜のプロムナード”には数品種の桜が植えられていまして、何本かの枝垂れ桜はエドヒガンザクラやソメイヨシノが盛りを過ぎる頃にちょうど満開を迎えるのです。
こちらの枝垂れ桜は剱岳の眺望もよいポイントに植えられており、鮮やかなピンク色のお花が春の青空に色鮮やかに映えており、心癒される剱岳山麓の街の春景色を描き出してくれていました。
それからこの日はもうひとつの春のお花、桃と剱・立山の峰々との共演風景にも出会う事が出来ましたよ～。
帰路に偶然に見つけたのですが、清らかな白いお花と剱岳の残雪との対比が印象的でしたし、安全な場所に車を停めてしばらく眺める事にしました♪
平野部の桜のフィナーレ…実はこれ、剱岳山麓の桜の季節の始まりの合図でもあるのです。
次回からは今年出会えた剱岳山麓・伊折地区の『伊折・桜の広場』からの剱岳と桜との共演をご紹介させていただきますね。
それでは後半は、富山市中心部の桜の名所・松川べりより…今春の満開の桜の彩りのフィナーレをどうぞ♪
松川沿いの桜並木の下をひととおり歩いた後は、松川遊覧船に乗船して水上からのお花見を楽しむ事にしました。
塩倉橋のそばにある船着場から船に乗り、まずは上流に向かっていざ出発！！
富山城址公園につながる七十二峰橋が見えてきました。
私が乗船したのは朝早い時間帯の第２便でしたので、お花見客の姿はまだ少なかったかなぁ。
安住橋を過ぎてしばらく進むと、舟橋が見えてきました。
桜は満開ですし、空を見上げると薄紅色のソメイヨシノがやさしく華やかな春の色彩でつつみ込んでくれるようでした。
舟橋から上流は川底が浅くなっていて座礁する恐れがあるため、遊覧船はこちらで下流方面に向かってＵターンします。
高い建物も目に入らない舟橋周辺…水上から愛でる桜並木もどこかやさしいノスタルジックな雰囲気を感じさせてくれる気がします。
安住橋の下をくぐり抜けると、富山城址公園はもうすぐそこ…先程出発した船着場ももうすぐ見えてきますよ～。
塩倉橋と船着場まで戻ってきました。
さすがに１０時近くになりますと、お花見客の姿もぐっと増えて賑わってくるものですね～。
船着場にも大勢の方がおり、ちょうど次の便の船に乗船している最中でした。
塩倉橋を過ぎてしばらく進むと、華明橋が見えてきます。
華明橋の辺りはその名のとおり、松川べりでもひときわ華やかなポイント♪桜が川面に向かって枝を大きくのばしていますので、水上から眺めてもとっても美しく、とっても見ごたえがありますよ～。
まさに春爛漫、薄紅色の桜の水上トンネル♪桜は水が大好きなのだと言われる事もあるそうですが、確かにそうなのかもしれませんね。
桜橋が見えてきました。
こちらも華明橋に負けず劣らずの華やかポイントですし、時折通る富山地方鉄道の市内電車との共演もいい絵になりますよ～。
桜橋をくぐり抜けると、いたち川との合流点に到着します。
この先は川がちっちゃな滝のようになって流れ落ちているため、遊覧船はこちらで再びＵターンして上流方面へ向かいます。
再び桜橋を通り抜けます。
昭和２０年の夏、富山大空襲で灰燼に帰した富山の街…松川べりの桜はその直後に植樹され、現在に至っています。
いわば、富山市中心部の戦後の復興と発展をずっと見守り続けてくれている桜たち…いつまでも平和が続く事を、そしてこの美しい桜並木が守り受け継がれていく事を願ってやみません。
華明橋が見えてきました。
川沿いの遊歩道を歩く人の姿も多くなっていたなぁ…ちなみに松川べり、桜が見頃の時季には夜間にライトアップされ、夜桜を楽しむ事も出来ますよ～。
塩倉橋をくぐり抜けると船着場に到着です。
およそ３０分間楽という短い時間ながら、今年も優雅な水上お花見を楽しむ事が出来ました。
