新雪がまばゆく輝く剱岳を仰ぎ見る里山歩き/内山邸の早咲き梅、開花が進んでいます[1] | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

2023年がスタートしてからはや1週間が経ちますね。

 

お正月休みが終わって仕事始めを迎え、今年もいよいよ本格的にスタートしたぞ!!という方も多い事と思います。

私も1月4日から出勤しているものの、学校は明後日の成人の日まで冬休みですので、今週はまだかなりゆったりモードで過ごせましたよ~。

3学期を迎える準備もひととおり済ませてありますし、小寒を過ぎても積雪ゼロだからなぁ…除雪作業に追われずに済むのは嬉しいのですが、いまひとつ冬の富山らしくありませんし、余りにも雪が降らないとそれはそれで心配になってくるものだったりもします。

 

そんな感じで昨年に比べますと穏やかなお天気周りとなった今年のお正月ですが、それでもやっぱり冬の北陸…北アルプスの峰々は連日厚い雲に隠れたままで、なかなかその姿を現してはくれません。

そのぶん、昨年12月10日に上市町の千石城山に登った際に山頂からのぞむ事の出来た、白い新雪を輝かせた剱岳の姿はとっても美しく、そして神々しいものだったなぁ。

 

千石城山は上市川ダムの近くにある標高およそ760Mの里山でして、麓の剱親自然公園やそこから伊折地区まで続く林道の途中に登山口が設けられています。

標高はそれなりにあるものの、登山道はハイキング用のコースとしてしっかり整備されていますし、危険な場所もほぼありませんので、小さな子どもでも頑張れば充分に登頂可能です。

 

剱親自然公園から登り始めると山頂まで片道1時間弱かかるのですが、林道をしばらく進んだ所にある登山口からですと片道20分くらいとかなりショートカットする事が可能ですし、しかも剱岳の眺望も山頂からのそれとほとんど差がないのです!!

私も登山口から剱岳を眺めたり撮ったりする事も多いのですが、木々の葉っぱが散って見通しが効くようになる季節でもありますし、今回はしっかり登ってまいりました。

 

登り始めてから15分余りで山頂に到着し、開けた所から剱岳方面に目をやってみると…初冬の装いの標高2,999Mの剱岳が白銀に輝く美しい姿を魅せてくれていましたよ~!!

点を突き上げるかのような鋭い三角形の頂はもちろん、向かって左側の北方稜線へと連なる荒々しい岩稜や向かって右側そびえる大日の峰々の姿もしっかりのぞむ事が出来ました。

 

貴重な好天の日でしたからね、山頂には他にも数名登山者の方がいらっしゃって結構賑やかだったなぁ。

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

それから今日1月7日、今シーズン初めての観梅に富山県内No.1の梅の名所である富山市の豪農の館・内山邸の梅園を訪ねてまいりました。

早咲きから遅咲きまで約60本の梅の木が植えられている内山邸の梅園、早咲きの紅梅のほころびが思いのほか進んでいまして、木によってはもう結構いい感じになってきていましたよ~!!

これだけ開花していますと、顔を寄せてみるとほんのりいい匂いが届くものですね♪

 

 

今日は曇り一時雨の予報だったのですが、いい意味で外れてくれて時折陽射しも届きました。

昨シーズンは1月半ばでも数輪ほころんでいる程度だったのですが…やっぱり昨年末からのあたたかさが影響しているのでしょうね。

 

 

来週は久しぶりに冬晴れの日も訪れそうですし、気温も15℃くらいまで上がりそうとの事…開花もつぼみの生長も進む事でしょうね。

 

白梅もチラホラながら咲き始めていましたよ~!!

これから一年中でいちばん寒い時季を迎えますが…今年の富山、案外早春の訪れが早くなるのかもしれません。