もうすっかり秋色に…色鮮やかな彩りの時季を迎えた剱・立山の峰々[2] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

今日の富山はお昼頃まで時折霧雨の降る空模様でして、最高気温も20℃を下回るちょっとひんやりする気候でした。

ただ、明日からしばらくは秋晴れが期待出来そうですし、やさしい陽射しが届くぶんヒンヤリ感も少し和らいでくれるでしょうか。

 

昨日から全国旅行支援がスタートし、外国からの入国規制も大幅に緩和されるなど、いよいよウィズコロナからアフターコロナへと本格的に移行していく過渡期に入ったみたいですね。

私の両親も出雲大社や姫路城や京都など、西日本や関西地方への旅行プランを急きょ立てたみたいでして、昨日,今日とネットで宿泊先をいろいろ探した結果、何とか予約が取れたとの事です。

 

実質的に年内限定の超お得なキャンペーン!!みたいな感じですし、あちこちの旅行会社のHPや旅行予約サイトなどはアクセスが集中して大変な事になっているようですね…。

観光客が殺到し過ぎるオーバーツーリズム状態では、静かに旅を楽しむ…というのもなかなか難しいでしょうし、私も今度泊まりがけで遠出するのは、ちょっと人出が落ち着くであろう年明け以降にしようと思っています。

 

さてさて、そんな行楽シーズンの秋ですが…立山黒部アルペンルートでは紅葉前線が少しずつ下降してきていまして、沿線各所で見頃を迎えつつあるようですよ~。

今回も一足早い錦秋の彩り…9月30日,10月1日に登ってきました剱・立山の峰々の紅葉をお届けさせていただきますね。

 

新室堂乗越から平坦な稜線をしばらく歩くと、室堂乗越にさしかかります。

こちらまで足を進めてきますと、手前の稜線の向こうに標高2,999Mの剱岳の姿が見え始めますので、お天気のよい日には登山気分も一気に高まるというものです!!

 

また、この辺りはナナカマドやミネカエデなど、鮮やかな赤色や黄色に色付く木々が多く自生していますので、紅葉のピークの時季にはそれらの色が絶妙に入り混じった、見事な秋の色彩を魅せてくれるんですよ~!!

今年はまさにそんな時季…いちばんいいタイミングに巡り会えたなぁ♪

 

黄色から橙色に…ミネカエデの黄葉もたけなわを迎えていましたよ~!!

いつもはもう少し剱岳にズームするのですが、この黄葉を撮らないでいるのはあまりにもったいないですものね。

 

こちらは真っ赤に色付くナナカマド。

北アルプスの標高2,000M以上の地点の自然は厳しく、ナナカマドに限らず綺麗に色付く事なく葉っぱが枯れて散ってしまう樹木も少なくないのですが、この辺りは条件がよいのでしょうか、各所でこんないい色付きのものを見つける事が出来ました。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

それでは今回も、今夏に登りに行った時の剱・立山の峰々の山岳風景も合わせてご紹介させていただきますね。

室堂平No.1の人気の絶景スポットといいますとやっぱりこちら、みくりが池です。

風の静かな朝にはこのように立山主峰が水面に綺麗に映りこむリフレクション風景が目の前に広がり、清らかで神秘的な雰囲気がより高まります。

流れ込む&流れ出す川が一切ないのに、一年中ほぼ水位が変化しないというところもとっても不思議だなぁ。

 

みくりが池から30分ほど歩くと、キャンプ場のある雷鳥沢にたどり着きます。

室堂平よりも標高が低いため、仰ぎ見る形になる立山主峰は迫力満点!!峰々に降った雨や雪融け水が音を立てて流れ下る清流はとっても冷たくて爽快そのもの!!ついついタオルを濡らして顔を拭き、汗をぬぐいたくなってしまいます。