残雪輝く剱岳との共演も…富山でも梅、華やかになってきました[2] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

富山県内No.1の梅の名所である、富山市の豪農の館・内山邸。

その梅園にはよくお手入れされた梅の木が約60本植えられていまして、品種も極早咲きのものから遅咲きのものまでそろっていますので、寒さ厳しい1月上旬頃から間もなくソメイヨシノが開花する3月末あたりまで、およそ3か月弱にわたって紅白の梅の彩りを楽しむ事が出来ます。

 

同じく富山市にある県中央植物園や高岡市の古城公園などにも美しい梅園が整備されているのですが、こちら内山邸の梅園がいちばん!!である理由…私的には何といっても、お天気の良い日には花咲く梅の向こうに白い雪を輝かせた北アルプス剱・立山の峰々の姿をのぞむ事が出来る点に他なりません。

 

例年以上に雪や雨の降る日が多かった今冬の富山ですが、2月末あたりからようやく早春の青空が広がり、やわらかな陽射しの届く日が増えてきたのですが…気温が高くなってくるとどうしても春霞がかかりやすくなってしまい、富山市内から直線距離で40キロほど離れている剱・立山連峰の姿もほんのうっすらとしか見えない日も少なくないのです。

 

ただ、3月9日には標高2,999Mの剱岳、雪をいただくその姿をしっかりと魅せてくれました!!

少しだけ霞んだ峰々は厳冬期とは異なる、どこかやさしい表情…ちょうど花数を増やしてきていた極早咲きの紅梅といっしょに、やわらかな早春の風景を描き出してくれていましたよ~。

 

さてさて、それから3日後の3月12日も朝から晴れてはいたものの、空には春霞がかかっていましたので、残念ながら剱岳の姿をのぞむ事は叶いませんでした。

とはいえ、たった3日間の間でも梅園の紅白の梅のほころび…確実に進んでいましたよ~。

 

淡いブルーの空に鮮やかに映える紅梅。

花数が増してきますと、マスクをしていてもほんのりといい匂いが届くようになります。

 

そのお花の色と同様に、早春のやさしさがいっぱいつまった匂いですよね♪

 

こちらの紅梅は3日前には雪吊りが施されたままだったのですが、この日にはもう縄が取り外されていました。

すぐそばに建つ白壁の土蔵がいいアクセントになってくれますので、内山邸の中でも好きな梅の木のひとつです。

 

白梅のつぼみもこの3日間で一気にほころんできた感じでして、あちこちで白く清らかなお花を咲かせていましたよ。

紅梅はもちろんですが、白梅もまた早春の青空がとってもよく似合う気がするなぁ。

 

こうして紅白咲きそろってきますと、梅園全体の華やかさもぐんと増してまいります。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

それから、先日仕事の合間に見回りを兼ねて学校の周りを歩いていた際、子ども達の自転車置き場のそばに土筆(つくし)がたくさん芽吹いているのを見つけました!!

こういうのを見かけてしまうと、どうしても写真におさめたくなってしまいます(笑)。

 

まだスギナが全然目立たない、地面から頭を出したばかりの可愛いつくし達でした♪

今年は雪が多く降ったぶん、つくしが芽吹いてくるのも昨年よりもちょっとゆっくりだったのですが、3月も後半に入って田畑の土手やあぜ道,川沿いののり面や空き地など、足下も日ごとに賑やかになってきている今日この頃の富山です♪