神々しき銀嶺と白銀に輝く大地…清澄な冬の後立山連峰山麓6[小川村]/富山の桜速報 | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

『詩の小径』を散策した後はいったん白馬村を離れ、隣接する小川村に向かいました。

“日本一美しい村”とも称されている小川村…村内各所に四季折々の絶景ポイントがありますので、どの季節に訪れても美しい癒しの風景に出会う事が出来ますよ♪

白馬村にも素晴らしい農村風景はたくさん残っているのですが、ウインタースポーツや別荘などの一大リゾート地でもありますので、どうしても近代的な建造物が視界に飛び込んできてしまいがちなのです。

 

その点、小川村には昔ながらの山村風景が白馬村以上によく残されていますので、村内を車で走っていても“日本の原風景”あちこちで目にする事が出来ます。

中でも後立山連峰の眺望は素晴らしいの一言!!私もこちらを訪れるたびに立ち寄るビューポイントがありまして…その名も『アルプス展望広場』です。

 

『アルプス展望広場』は村内を通る県道を逸れて山道をしばらく登った高台にあるのですが、そのネーミングのとおり後立山の峰々の眺望の良さは抜群!!

この日も雪をいただく里山の向こうに、白銀に輝く後立山の峰々がまるで白い屏風を広げたかのようにそびえ立つ様を一望する事が出来ましたよ~!!

澄みきった青い空にうっすらと流れる雲もとっても印象的…中央の峰が鹿島槍ケ岳,向かって右側が五竜岳,そして向かって左側が爺ヶ岳になります。

 

鹿島槍ケ岳は白馬村からですと五竜岳の向こうにちょこんと見えている感じなのですが、小川村までやって来ますとこのとおり、まるでネコの耳のような形をした双耳峰の稜線である事がよく分かります。

山容も綺麗にととのっていますし、後立山の盟主と呼ぶに相応しい峰だと思います。

 

五竜岳の右隣りには唐松岳~白馬三山と、先程白馬村から間近に眺めていた峰々が連なっています。

後立山の主要な峰々の大パノラマが視界いっぱいに広がる『アルプス展望広場』ゴールデンウィークの頃には春のお花が咲き、里の山は淡い緑色につつまれ、まさに桃源郷と呼べるような美しさなんですよ~。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

さてさて、ここ1週間くらいで一気に春めいてきた富山ですが…ようやく河津桜がほころび始めてきましたよ~!!

今日3月12日に富山市の内山邸に赴いた際、毎年河津桜のお花見に訪れている同市内の某所に立ち寄ってみたのですが、その際に濃く鮮やかなお花が何輪か咲いているのを見つける事が出来ました♪

 

 

 

ここ何年かは早い年には2月下旬から咲き始め、3月上旬早々には見頃を迎えるといった事もあったのですが、それに比べますと今年は梅と同様にゆっくりペース。

とはいえ、やさしい早春の青空のもとに咲く河津桜を目にしますと、ここ富山の地にもいよいよ本格的な早春が到来した事がよく分かりますし、寒さが厳しかったぶん、嬉しさも昨年以上です♪

 

来週末くらいには見頃を迎えているでしょうし、いい時期を見計らってまた出かけてみたいと思っています。