3連休初日の昨日1月8日の富山は、朝から真っ青な空が広がる久しぶりの冬晴れの一日となりました!!
北陸地方は『弁当忘れても傘忘れるな』と言われるほど、冬の間は晴れる日が極端に少ないのです。
富山でもちょっとだけ青空がのぞく日はあったのですが、スッキリ快晴といえるような好天に恵まれたのは実に3週間以上ぶりの事…なかなか巡り会えないからこそ、時折訪れる冬の晴天の清々しさ,心地良さは格別なものがあったりします。
もちろん、北アルプスの峰々も朝からくっきり!!お休みの日にこんな大チャンスを逃す手はありませんし(笑)、陽が高くなって順光になるお昼頃をめがけて、富山市と上市町の北アルプス絶景ポイントに出かけてまいりました。
まずは富山市からの北アルプス剱・立山連峰の大パノラマをどうぞ~♪
足を運んだ先は先月12月14日にも訪れた、定番ながらもいちばん人気の『立山あおぐ特等席』呉羽山です。
冬の富山の青空は市街地にほど近い場所であっても深く澄みわたっており、そのぶん陽射しもとっても眩しく感じられます。
そしてその眩しい陽射しは、雪をいただく標高3,000M級の峰々の清澄さ,白銀の輝きを極限にまで高めてくれるのです。
未明まで雪が降っていた事もあり、剱岳から立山主峰,そして薬師岳へと連なる峰々は神々しいくらいの白銀の輝きを魅せてくれており、思わず見とれてしまうくらい…雪をいただく剱・立山の峰々が『神々の座』と称されるのがよく分かる気がするなぁ。
先月よりも峰々の白い輝きがぐっと増していた事はもちろん、冬本番を迎えて里山や市街地にも雪が降り積もっており、より美しい風景を描き出してくれているように感じられました。
呉羽山からのぞむ事の出来る主要な峰々に、名称と標高を入れてみました。
県都の中心部の向こうに標高3,000M級の峰々がそびえ立つ山岳景観、日本ではごく限られた場所でしか見る事の出来ないものだと思います。
ちなみに北陸新幹線の車窓からでも、ほぼこれと同じ景観を楽しむ事が出来ます。
昨日富山,金沢を訪れた方、本当に幸運だったと思いますよ~。
ちょうど休日だった事もあり、呉羽山山頂の展望広場にはこの絶景を眺めたりカメラにおさめたりする人がひっきりなしに訪れていて、結構な賑わいぶりだったなぁ。
そうそう、こちら呉羽山に足を運ぶ前に、近くにある富山県いちばんの梅の名所である豪農の館・内山邸にもちょっとだけ立ち寄りました。
雪は少なくても寒さはそれなりに厳しい今冬…梅園の梅のつぼみもまだまだ堅いものが目立ってはいましたが、早咲きのものが数輪だけ開花していました。
続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。