こちら富山も一昨日,昨日あたりからこの時期らしい寒さの日が続いておりまして、市街地では今のところ積雪は無いものの、時折雪やみぞれの降る空模様となっております。
今週末には今シーズン最強クラスの寒波がやって来るとの事…もしかしたらこの冬初めて除雪用具が活躍する事になるかもしれないなぁ。
さて、先週末の3連休の事になりますが、久しぶりに京都へ出かけてきました。
今回の主な目的地は、貴船神社と北野天満宮。
貴船神社に参拝するのは今回が初めてだったのですが、想像していた以上に結構な山あいに、自然が豊かな地にありました。京都市内を流れている鴨川の上流部にあたるそうですね。
京都駅から地下鉄→バスを乗り継ぎ、バス停からしばらく歩くと、ホームページでも紹介されていた、赤い灯篭が立ち並ぶ風情たっぷりの石段の参道が見えてきました。
辺りが緑につつまれる季節や、灯篭に灯りが灯される頃なども、きっと綺麗なのでしょうね。
参道を登ると、貴船神社の本宮が見えてきました。
思っていたよりも小ぢんまりとした神社でしたが、とっても落ち着いた雰囲気で、参拝されている方達もそれなりに大勢いらっしゃったものの、喧騒感は全然無くて境内は不思議と清々しい空気につつまれていましたよ。
こちら貴船神社は、京都の数ある有名寺社の中でも有数の“パワースポット”とされているそうですね。
参道と本宮だけでも確かにそれらしい雰囲気を感じられましたが、せっかくでしたのでさらに奥にある結社(ゆいのやしろ),奥宮まで歩いてみる事にしました。
参道の横を流れる貴船川の川面には、こんなお正月飾りが飾られていましたよ。(私の住む富山では見た事が無いものだったなぁ)。
貴船神社の結社。
“結社”と呼ばれるだけあって、古くから縁結びの霊験で信仰を集めてきたそうで、平安時代には和泉式部も参拝したのだそうですね。
そういえば、確かに若い女性やカップルの姿を見かけたなぁ。
結社のご神木、見上げるような桂の巨木です。
結社と奥宮の途中で見かけたご神木“相生の杉”。
ひとつの根から2本の幹が育っている、仲良しカップルの杉の巨木です。
木もこれだけの大きさになると、何だか不思議な生命力に満ちていて、神秘的な感じがするように思います。
もう少し歩きますと、いよいよ奥宮が見えてきます。
境内への入り口には、こちらにも杉と他の種類の木が仲良くよりそってのびているご神木が。
そしてこちらが貴船神社の奥宮(格子のある建物)です。
奥宮の真下には“龍穴”と呼ばれるものが大切にお祀りされているのだとか。
神域内は木立に囲まれている事もあり、とっても静かで空気もより清澄で、何だか気持ちがひきしまるのと同時に、ホッと心も癒される気がしましたよ。
信仰心は全然ない私ですが…ここにいると何だか本当に心身が浄化されて元気になれる気がしたなぁ。
この後で訪れた北野天満宮では、一足早い早春の気配も楽しむ事が出来ました。
そちらの様子も、後日ご紹介させていただきますね。