今年も残すところ、今日を含めてあと２日となりましたね。
こちらは今日も陽射しがあってあたたかく、全然冬らしくない年の瀬を迎えております。
今週初めにはうっすらと雪の積もる日もあったのですが、それももうすっかり融けましたし、天気予報を見る限りではここ１週間は降雪の心配、ほぼ無さそうですよ。
新年を迎える準備ももうバッチリ！ですので、今日はお昼頃にかけて黒部市内をちょっとドライブしてきました。
まずは市内某所の、桜並木のある土手へ。
こちらは日当たりが良いためか、大雪の年でもあまり雪が積もる事が無く、草が芽吹くのも周りよりも早い場所です。
そんな事もあり、冬になると毎年“一足早い春”を探しに足を運ぶのですが、この冬は“一足”どころではありませんでした。何と何と…
まだ１２月末だというのに、もうつくしが芽吹いているではありませんか！
まだ頭を出したばかりとはいえ、パッと見ただけでも１０本程は目についたかなぁ。
先日のふきのとうの芽といい、今年はいつもの年よりも１か月近くは早まっているように思います。
例年に無い暖冬…何だか冬を実感する機会がほとんど無いまま、いきなり早春の訪れを告げる山野草に出会ったような気がします。
その後、市の中心部の大通りを車で走っていたのですが、通りに面したあるお寺の前にさしかかった際、不意に境内の早咲きの桜の木がピンク色になっているのに気づき、立ち寄ってみました。
すると、こちらも既に結構いい感じで開花していましたよ。
この桜は“四季桜”という品種でして、晩秋から初冬にかけてと、早春から春にかけての２回開花するのが特徴なのだとの事です。
私も毎年、３月半ば頃に満開になっている様子を見におじゃましているのですが、この時期にこれだけ綺麗に咲いているのを目にするのは初めてです。
異常な暖かさの影響で秋の開花時期がずれ込んだのか、それとも春の開花時期が早まったのか…どちらかなのでしょうか。
県内では他にも早咲き品種の梅がかなり早く開花したりと、この冬は各所で季節の先取り現象が起きているようですね。
ちょっと不思議な気もしますが、例年よりもずいぶんと賑やかなお正月になりそうです♪