まだまだ雪景色:早春の北アルプス後立山連峰山麓 | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

昨日までの曇り空から一転、今日は朝から心地良い快晴となりました。
自宅から眺める北アルプス後立山連峰の山並みもくっきりでしたので、久しぶりに信州の白馬村,大町市に出かけてきました。
 
白馬村といえば、昨年の秋に大きな地震があり、被害も発生してしまった所ですが、その時の土砂崩れの影響なのでしょうか、国道の一部が交互通行になっていました。
ただ、それ以外には今日足を運んだ場所に限って言えば、特に震災の爪痕らしいものは見受けられませんでした。
 
さて、白馬村ではまず最初にお気に入りの絶景スポット“詩の小径”を歩いてみました。
もうすぐ3月という時期ですが、さすがは北アルプスの麓、まだまだ一面の銀世界…長靴を履いて雪の上を歩く事になり、汗が出てくる位でした。
でも、雲一つ無い真っ青な空にそびえる真っ白な後立山連峰の山並み、とっても美しかったですよ。
イメージ 4
 
五竜岳,唐松岳,白馬連山へと続く山並みです。
手前にある大きな落葉松の木もいいアクセントになってくれています。
 
それから、こちらのすぐ近くにある大出公園へ。
こちらも川にかかる吊り橋と古民家、それに白馬連山が織りなす風景がとっても美しい、まるで“ふるさと”の歌が聞こえてきそうな公園ですよ。
こちらも白馬の山々を含めて一面の銀世界でしたが、白馬村でも人気の高い絶景スポットですので、他にもカメラマンの方が何人かいらっしゃいましたよ。
ゴールデンウイークに入る頃には、遅いも楽しめますよ。
イメージ 5
 
その後は、大町市にある大町公園へ向かいました。
本当はこちらからさらに登った、標高1,200М近くある鷹狩山山頂から眺めた方が高度感もあって綺麗なのですが、この時期は冬期通行止めになっているため、車で行けるのは山岳博物館のあるこちらの公園までとなります。
とはいえ、こちらからの眺めも決してそれにひけをとらない美しさですよ。
イメージ 6
 
蓮華岳から爺ヶ岳,鹿島槍ケ岳,五竜岳へと屏風のように続く後立山連峰の山並みです。
まるで白と青に彩られた屏風を広げたようです。
市街地の間近とは思えない程空気が美味しく、空も澄みわたっていましたよ。
 
それから、こちらからははおまけの風景になりますが…
 
白馬村から大町市に向かう途中にある大きな湖、青木湖。
冬場はマイナス10℃位まで冷え込む日もあるため、この時期でも湖面の半分以上はまだ氷結している感じでしたよ。
イメージ 1
 
白馬村のスキージャンプ競技台。
長野冬季オリンピックの会場となった所で、かの“日の丸飛行隊”が金メダルを獲得した舞台でもあります。
好天だった事もあってでしょうか、スキーやスノボ客の姿もあちこちで見かけましたよ
イメージ 3
 
同じく、帰りに立ち寄った白馬村のコンビニ前からの風景。
陽射しを受けた雪がキラキラ輝いていましたよ。
イメージ 2
 
まさに早春とは名ばかりの北アルプス後立山連峰山麓でしたが、雪深いこの地にも一歩一歩確実に花咲く季節が近づいてきているはずですし、その頃にはきっと今日とはまた違った美しい風景が広がる事でしょう。
その頃にまた、足を運んでみたいと思います。