H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

今日は7月3日、2024年も早くも後半に入ってきましたね~。

元日の夕方4時過ぎに起きた強い地震によって、楽しいお正月気分を一気に吹き飛ばされる形での幕開けとなった富山の2024年、被害の大きかった地域はまだまだ復興道半ばではあるものの、県全体を見るともうほぼ平穏な日々が戻っています。

 

勤務先の小学校の校舎もかなり年季が入っていますので、地震当日には使われていないボイラー室の配管が破断してしまったほか、大事には至っていないものの、最近になっても地震の影響?と思われるもの…壁のひび割れが少し大きくなっているのが見つかったり、トイレで新たな水漏れが発生したりしている状況です。

 

雨の季節もこれからが本番ですし、特に地震被害の大きかった県西部では土砂崩れの危険性が高まっている場所もあるでしょうし、梅雨が終わってもゲリラ豪雨や台風被害の懸念もありますからね…今日も夜になって強い雨が降り出してきましたし、例年以上に防災意識をしっかり持たないといけないなぁと思っているところです。

 

さてさて、そんな感じで今は雨が降っているものの、今日の日中は雲が多めながらも陽射しがあって気温が急上昇!!最高気温35℃超えの猛暑日になりました。

空気がジメジメしていた事もあってとんでもなく蒸し暑く、ちょっと屋外に出ただけでもむせ返るような,まとわりつくような息苦しさだったなぁ…作業中も水分補給が欠かせませんでした。

 

季節柄やむを得ないのですが、このところ剱・立山の峰々もなかなかその姿を見せてくれず、時折雲の間から稜線がちょっとだけ望めるくらいの日が続いています。

昨日までの雨が上がった5月22日の早朝、剱岳山麓・上市町の広野新地区からは、低くたなびく雲越しにそびえる標高2,999Мの剱岳や大日の峰々を一望する事が出来ましたよ~♪

 

田植えの直前,直後の水田はまさに水鏡…この日も静かな水面に、朝日を受けて銀色に染まる峰々が綺麗に映るリフレクション風景が目の前に広がっていました。

 

あれから1か月半近くが経って稲の苗もずいぶん大きく生長し、農村の風景はもう緑色一色になっています。

学校もあと3週間ほどで待望の夏休み!!その頃には太陽ギラギラ輝く真夏が到来しているでしょうか♪熱中症に充分気をつけ、今月も元気に過ごしていきたいと思っています。

今日で6月もおしまい、明日からはいよいよ7月ですね~。

それと同時に、今年ももう半分が過ぎた事になるのですよね。

元日の強い地震で幕開けした感のある2024年の富山…県全体を見ればすっかり平穏な日々が戻っているのですが、被害の大きかった地域ではまだまだ復興の途上だったりもします。

 

梅雨入りから1週間余りが経ち、本格的な雨の季節を迎えた富山。

2週間天気予報を見ても傘マークがズラリと並んでいますし、早くも梅雨後半らしいお天気周りになってくるようです。

治水がしっかりしているとはいえ、昨今の“まとまった雨”は降り方が尋常ではありませんからね…件の地震の事も含め、油断せずに防災意識をしっかり高めていかなければいけないなぁと例年以上に強く感じている今日この頃です。

 

ちょうど梅雨の真っ只中ですからね…ここ最近は北アルプスの峰々も雲に隠れてしまう事が多く、時折姿が見えても青空との共演というワケにはなかなかいきません。

 

新緑が眩しい五月晴れの日、5月11日に登ってきた上市町の里山・千石城山からは白い残雪を輝かせた標高2,999Мの剱岳と、そこから剱御前~奥大日岳~大日岳へと連なる稜線が綺麗に見えており、初夏を迎えたばかりの剱岳山麓らしい爽やかな絶景を楽しむ事が出来ましたよ~!!

 

千石城山は標高757М、ゴールデンウィークに歩いてきた伊折地区からもほど近くにある里山でして、最大の魅力は何と言っても剱岳の眺望の素晴らしさ!!晴れた日には遮るもののない大パノラマが目の前に広がります。

 

ちなみにこちらの風景…実は山頂からのものではなく、登山口からのものなのです。

千石城山には登山口が3か所あり、いちばん下にある第1登山口からですと山頂まで片道1時間ほどかかるのですが、もっとも高所にある第3登山口からですとわずか20分ほどで登頂する事が出来るばかりか、何と眺望も山頂からのものと大差無いのです。

つまり、全く登らなくても山頂から並みの山岳景観を魅せてくれるという、とってもやさしくて太っ腹な里山なんですよ~♪

 

とはいえお天気もいい日でしたので、この日は山頂まで登ってみました♪

どうでしょう、剱岳の見え方、第3登山口とほとんど変わらないと思いませんか?

千石城山は山名からも分かるように戦国時代の城跡の遺構でもあり、平らに整地された山頂にはかつて砦が建てられていたとの事…さらには稜線が一部切られている箇所もあり、防御面がしっかり考慮されていた事が分かります。

 

そんな“元・ものものしい山城”も、今では気軽に登る事の出来る里山として多くの人に親しまれています♪

 

ゴールデンウィーク過ぎの剱岳山麓はちょうど田植えシーズン。

そしてその頃はレンゲソウが咲く時季でもあり、今では見かける事が少なくなったものの、それでもところどころの休耕田にこのような赤紫色のお花畑が広がります♪

 

そうそう、上高地にひき続いて6月14日、信州の小谷村・白馬岳の中腹に広がる栂池自然園を歩いてきました。

抜けるような青空と白い残雪輝く白馬三山のもと、見頃を迎えた水芭蕉が爽やかな彩りを魅せてくれていたほか…

 

おそらく本州ではもっとも遅いであろう『お花見』を楽しむ事も出来ました!!タカネザクラです♪

 

詳細はまた後日、ご紹介させていただきますね。

前回のブログの続きになります。

 

剱岳への早月尾根ルート登山口に位置する上市町の馬場島…登山拠点としての役割はもちろんの事、ハイキングコースやキャンプ場なども整備されているほか、その周辺にもファミリー向けから上級者向けまで、体力や経験などに合わせて山歩きを楽しめる魅力的なルートがいくつもあるんですよ~!!

 

今回登ってきた標高1,255Мの中山はその中でももっとも知名度&人気の高い山のひとつでして、危険な個所が少なくて気軽に登れるわりには剱岳の眺望が素晴らしい事もその理由です。

標高700Мの馬場島から2,999Мの剱の頂までのおよそ2,200メートルの標高差を一気に登る早月尾根の急峻さを目の当たりに出来ますし、剱岳の主稜線の鋭いギザギザの岩稜も大迫力で迫ってきます。

 

遠望してもその鋭さ,険しさが印象的な剱岳ですが、間近で眺めるとまるで巨岩を荒々しくたたき割ったかのような山容をしている事がよく分かります。

暖冬だったとはいえ、鋭く刻まれた谷筋などにはまだまだ豊富な残雪が白く輝いていましたし、芽吹いて間もない新緑の木々との共演も本当に爽やかで美しいものでした♪

 

中山の登山口から山頂までの標準タイムはおよそ90分なのですが、この日はとってもお天気が良くて剱岳もこのとおりバッチリ見えていましたからね…こんな日は自然とテンションが上がって足取りも軽くなりますし(笑)、1時間ほどで登頂する事が出来ましたよ~♪

もう40代も半ば過ぎの私ですが、何とこれまでの最速タイム!!初めて登った30代の時よりも早く登れました♪少なくとも気持ちはまだまだ若いです!!

 

山頂からのこの山岳景観を存分に楽しんだ後は、足下に咲くお花を楽しみながらのゆっくり下山です(落ち葉の上や土がむき出しになっている箇所は意外に滑りやすいので油断禁物です)。

 

芽吹き,新緑の時季の剱岳山麓は様々な山野草の宝庫でもあり、少し前のブログで紹介させていただいたニリンソウのほかにも可憐なお花を目にする事が出来ます。

中でも馬場島周辺は今や富山県内でも貴重なカタクリの自生地でして、中山の登山道でも所々に群生して咲いています♪

俯きかげんに咲く薄紫色のカタクリ、何とも可愛らしい姿ですよね…この辺りにはギフチョウも生息しているため、運が良ければお花に止まっている所を見られるかもしれませんよ~。

 

立山の室堂平の辺りでもよく見かけるピンク色のイワカガミも咲き始めていましたし…

 

山頂付近から登山口まで、その他にもいろいろなお花を目にする事が出来ましたよ~

 

新緑と花々が彩る剱岳山麓の美しさに心癒されたひとときでした。

 

さてさて、今シーズンは5月半ば過ぎにひき続き、梅雨入り前の6月上旬にも信州の上高地を歩いてきました。

前回同様にお天気にも恵まれ、ちょっとだけ夏らしい表情になった穂高の峰々と少し濃さを増した新緑、それにやっぱり清らかな水とが織り成す絶景を楽しむ事が出来ましたよ~!!

朝もやも幻想的な雰囲気を高めてくれていました。