H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

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紅白の梅が咲き揃う富山市・内山邸の梅園の様子をはさみまして…前々回のブログの続きになります。

 

3月10日に出かけてきた『剱岳にもっとも近い山里』上市町・伊折地区。

平野部こそ日ごとに早春めいてくる時季ではありますが、標高およそ450メートルに位置する剱岳山麓にはまだまだ一面の雪景色が広がっており、場所によっては1メートルほどの雪におおわれたままでした。

 

これだけの積雪があると普通に歩く事はなかなか難しく、スノーシューやかんじきなどが必要になってきます。

私も雪の上を歩くための準備をしてきたのですが、幸いにも伊折橋の左岸側の作業用の道がしっかり除雪されていましたので、長靴とストックだけで早月川のほとりまで下りる事が出来ました♪

 

融け残った雪で滑ったり雪を踏み抜いたりしないように気をつけながら、伊折橋のすぐ真下にある標高2,999Мの剱岳から剱御前~奥大日岳~大日岳へと連なる稜線を一望出来る絶景スポットへ。

 

剱岳の鋭く荒々しい岩稜も河原もまだまだ冬らしい白銀の輝きを魅せていた一方、早月川の水量は厳冬期に比べて確実に増しており、轟々と音を立てて流れ下っていたなぁ。

慎重に川に入って北アルプスブルーの清流に手を入れてみると…当然ながらもの凄い冷たさでした。

とはいえこの『水の躍動』は、間違いなく剱岳山麓にも春の訪れが近づきつつある事を知らせてくれる“峰々からの早春の便り”でもあるのです。

そんな山岳景観に出会えると、必然的に気持ちもウキウキしてくるものです♪

 

4月を迎えた上市町・伊折地区、今月半ば頃には桜も咲き始めるかなぁ…また出かけてようと思っています!!

 

 

さてさて…梅の開花がとってもゆっくりだった今シーズンの富山ですが、春分の日あたりから早春,春のお花達が本当に一斉に咲き始めた感じでして、3月下旬から4月初めにかけてはまさに百花繚乱,春爛漫の様相を呈しています。

3月29日、富山市の中心部にある越中稲荷神社の境内にある淡墨桜(うすずみざくら)を観に行ってきました。

 

花びらの色はソメイヨシノによく似ているのですが、お花は少し小さめで開花時期もちょっとだけ早めなのが特徴の淡墨桜…数日前の夏のような暑さもあってか、ほぼ満開といってもいいくらいの咲き具合になっていましたよ~!!

 

春の陽射しの中で凛と咲く淡墨桜…青空がわずかにピンク色をふくんだ花びらを美しく映えさせてくれていました。

 

近年は花つきがあまりよくない年もあってちょっと心配していたのですが、今年は元気いっぱいに咲き誇っていましたよ~!!

 

キツネさんもこの桜が咲くのを楽しみにしていたのでしょうね、お花見に夢中になっているようでした(笑)。

 

実はこの越中稲荷神社の淡墨桜が満開を迎えると、その1週間後には富山市の中心市街地を流れる松川の川べりの桜も必ずと言っていいほど、ほぼ満開になっている事が多いのです。

 

3月29日の1週間後といいますと…そう、今日4月5日ですよね。

そして今年はどうだったかといいますと…やっぱり当たりました!!今日出かけてきたのですが、ほぼ満開でした~!!

10数年間ずっと同じですので、これはもう偶然ではないように思います。

 

越中稲荷神社には『墨染桜』という品種の桜も植えられていまして、淡墨桜とほぼ同時に満開を迎えます。

 

鳥居を彩るように咲き誇る墨染桜…う~ん、美しいなぁ。

 

この後はこちらもようやく満開を迎えた河津桜に会いに行ってきました。

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

 

4月1日に新しい小学校に着任して5日が経ちました。

年度初めという事もあって慌ただしい面はあるものの、大まかな業務の流れは基本的に前任校と変わりませんので無難にこなせている感じです♪

来週からは子ども達も登校してきますので、私も彼ら,彼女らとの交流を楽しみながら馴染んでいく事が出来ればと思っています。

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3月もフィナーレ、明日から4月がスタートしますね~!!

実は年度末の人事異動で、明日から市内の別の小学校に勤務する事になりました。

業務内容そのものが変わるワケではないのですが、いっしょにお仕事をしていた方達と少し距離が遠くなってしまうのはやっぱり寂しいものです…。

とはいえ、ひとつの別れの先にはまた新たな出会いもあるでしょうし、明るく前向きに頑張っていきたいと思っています♪

 

 

それはそうと、今年の富山は梅の開花ペースがとってもゆっくりでした。

毎年1月初めから~3月末まで足繁く通っている富山市の豪農の館・内山邸の梅園の梅も3月初めにようやく早咲きのものがほころび始め、梅園全体が華やかになったのは実に春分の日を過ぎてからでした。

青空の広がった3月23日、観梅に出かけてまいりました♪

 

早咲きから遅咲きまでおよそ60本の様々な品種の梅の木が植えられている内山邸の梅園…紅白の梅のお花が揃い咲き、早春の彩りと匂いにつつまれるひとときがようやくやってきました~!!

 

こちらの梅園でもっとも早くから咲き始める紅色のお花の梅『八重寒梅』ちょうど花盛りでしたし…

 

白いお花の梅,中咲きの紅色のお花の梅もいちばんいい時季を迎えていました♪

今シーズンは早咲きと中咲きの梅の開花のピークの時季がちょうどうまく重なったため、ひときわ華やか,絢爛豪華だったなぁ♪

 

土蔵の白壁には昨年の能登半島地震の傷跡が残っていますが、凛と咲く梅のお花がその傷をやさしく癒してくれているように映りました。

 

NYタイムズの『今年訪れるべき52か所』に選定された富山市。

街中の公園や美術館,グルメスポットなどはインバウンドの方の来訪も増えているそうなのですが、こちら内山邸は隠れた穴場スポット♪

ほぼ日本人しか訪れる事はありませんし、混雑する事もほぼありません。

 

静かに四季折々の風情や和の雰囲気を楽しむにはピッタリのスポットだと思いますよ~。

 

白いお花の梅は華やかさこそ赤色のものよりも控えめかもしれませんが、より甘い匂いを届けてくれる気がするなぁ♪

 

3月半ばちょっと前にはつぼみのほうが目立っていたのですが、春分の日あたりに本当に一気にほころんだのだとか。

きっと厳しい寒さと雪に耐えながら、待ちわびた季節が訪れるのをじっと待っていたのでしょうね♪

 

母屋のそばに植えられている紅色のお花の梅も華やかに咲き誇っていましたよ~!!

 

ただ今年は散り始めるのも本当に早く、一昨日3月29日に再度訪れた際にはもう盛りを過ぎている木が大半…花盛りなのはいちばん遅咲きの数本の木のみでしたし、見頃の期間はわずか1週間でフィナーレを迎えてしまいました。

 

そして梅と入れ替わるように満開を迎えたのは河津桜。

3月27日、黒部市の国際文化センター『コラーレ』の芝生広場に植えられている3本の河津桜も濃く鮮やかなピンク色のお花を咲かせていましたよ~!!

 

黄砂の影響で空は少し霞んでいたものの陽射しはタップリと届いていましたので、花びらの艶やかなピンク色も美しく映えていました。

 

河津桜、富山でも早い年には3月上旬からほころび始める事もあるのですが…梅と同じく今シーズンは開花が本当にゆっくりで、本格的に咲き出したのは実に3月20日を過ぎてからでした。

わずか数日でつぼみから満開に…河津桜もまた大慌てで花盛りになった感じです。

 

その後も富山の桜の開花ラッシュ、ますます加速しております。

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

 

さてさて、明日から新年度ですが、学校はもうしばらく春休みが続きます。

私が小学校を卒業した30数年前の話になりますが、当時の黒部市の中学校は男子は校則で坊主頭にしなければいけなかったため(今では考えられませんが)、私も卒業式が終わった数日後に『断髪式』母にバリカンで髪の毛をバッサリ刈られてしまいました。

初めて坊主頭になる時はさすがに悲しかったですが(涙)、いざなってみると意外にスッキリして快適だったのを憶えています♪

同級生の女子には爆笑されましたが(笑)、今ではいい思い出です。

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前回のブログの続きになります。

 

3月1日に訪れた剱岳山麓の上市町・伊折地区。

数年ぶりに寒さが厳しくて降雪量も多かった事もあり、標高およそ450メートルのこの地はまだまだ一面の雪景色…場所によっては1メートルを超えるほどの雪が融け残っていました。

この日は早月川の川のほとりまで下りてみるつもりでしたので、雪の上でも歩きやすいようにとスノーシューを車に積んでいっていたのですが、幸いにも作業用の道がしっかり除雪されていたため、長靴とストックだけで普通に歩く事が出来ましたよ~。

 

富山屈指の絶景ポイントである証『ふるさと眺望点』にも選定されている伊折橋の上から見下ろしても清らかさがハッキリ分かる早月川の流れですが、水しぶきがかかるくらいまで近くにやってくると、よりその透明度の高さを実感する事が出来ます。

眼前にそびえ立つ標高2,999Мの剱岳は白銀の雪を輝かせた冬の装いのままでしたが、それでも既に雪融け水が流れ込み始めていたのでしょうね…1月に訪れた時よりも水の青さも確実にUpしていましたし、やがて訪れる春に向けて清流が勢いよく躍動し始めていました!!

 

冬らしさと早春らしさとがせめぎ合う、3月上旬の剱岳山麓の風景です♪

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

 

後半は2月半ばに出かけてきました、冬の京都旅行の続編をどうぞ。

 

建仁寺を拝観した後は、銀閣寺に向かいました。

室町幕府8代将軍・足利義政によって造営された銀閣寺、もともとは彼が隠居生活をするための山荘であったものが後に寺院に改められたもので、京都の東山文化と仏教の禅文化との調和の美しさからユネスコの世界遺産にも選定されています。

 

境内の錦鏡池越しに眺める銀閣、正式には観音殿と呼ばれる建物。

一階は書院風,二階は仏殿様式になっており、創建時には銀箔ではなく黒漆が塗られていたのだそうです。

 

火災などにも遭っていない、創建当初のままの貴重な建物として国宝に指定されています。

 

本堂(方丈)の前には白砂を用いた枯山水庭園風の造形『向月台』『銀沙灘』があります。

 

義政の持仏堂である『東求堂』。

内部には代表的な書院造として歴史の授業でもお馴染みの四畳半の和室『同仁斎』があります。

ずっと以前に一度だけ特別拝観で中に入った事があるのですが、とっても心落ち着く空間だったのを今でも憶えています。

 

高台に登ると、義政がお茶をたてるために用いたと言われる湧き水なども見る事が出来ます。

 

この日は本堂,弄清亭の内部が特別公開されていましたので、そちらもしっかり巡ってまいりました。

 

フィナーレは醍醐寺の塔頭寺院である三宝院へ。

 

豊臣秀吉の『醍醐の花見』の舞台としても知られる醍醐寺。

こちら三宝院もそれを契機に現在の姿に整備され、特別史跡・特別名勝に指定されている庭園も秀吉自身によって設計されたものなのそうです。

 

中に入ると、さっそく富士山を描いた見事な襖絵が目に飛び込んできましたよ~。

 

 

 

表書院の軒先からは、池を中心に巧みに銘石や庭木が配された美しい庭園を一望する事が出来ます。

立ち位置や見る方向によっても結構雰囲気が変わって見えますので、軒先を何度も行き来しながらゆっくり鑑賞しました♪

 

こちらの『藤戸石』は、天下をおさめる者のみが所有出来る石として室町時代から歴代の権力者の手を渡ってきたのだとか。

醍醐の花見の後に秀吉がこの庭園に運ばせ、庭園の中心に据えたのだそうです。

 

鎌倉時代の仏師・快慶の作とされる本尊の弥勒菩薩を安置した本堂や、

 

奥宸殿も巡ってきました。

 

冬の京都の魅力を満喫出来た2日間でした。

 

 

さてさて、春分の日を過ぎたあたりから富山もようやく本格的に春めいてきた感じ!!

今月半ば頃まではつぼみが目立っていた梅もこの1週間余りで一気に見頃になってきましたし、早咲きの河津桜もここ数日で見る見るうちにつぼみがほころんできた感じ…バラ科のお花が開花ラッシュとなっております。

 

黒部市の中心市街地にある寺院・西徳寺の境内の四季桜も3月22日、ほぼ満開になりました~!!

お花は少し小ぶりなのですが、花びらのピンク色が鮮やかですのでなかなか華やかな雰囲気…四季桜は秋にもチラホラお花を咲かせるのですが、やっぱり早春の時季のほうが見ごたえがあります。

 

メジロの姿は見えませんでしたが、あたたかな陽射しのもとで今シーズン初めての桜のお花見を楽しむ事が出来ました♪