どんな試験でも、いい点数をとるためにはいかに多くの事を覚えるかが重要になりますので、これを実践して頂くだけでも、学校のテストや高校受験に向けて、とても近道できると思います。
声に出して読むこと
暗記するには人間の脳に印象を付けることが重要になります。
ではどうやったら脳に印象を付けることができるでしょうか？
それは、五感を使うのです。
五感を使うと脳に深く印象を刻むことができ、暗記がしやすくなるのです。
通常、書いて覚える暗記法では視覚のみを使います。
しかし声に出して読んで覚えることで視覚だけでなく聴覚を使うことができるんです！
さらに、話すということは、脳を非常に使う動作のため、それも付随効果として、暗記力をさらに高めることができるのです。
短時間で繰り返す！
英語の単語帳を一周するのに時間をかけすぎていませんか？
覚えたい項目を一単語ずつ必死で紙に書いて覚えようしていませんか？
もし該当していたらすぐにやめてください。
繰り返し時間を減らして、繰り返し回数を増やしたほうが効率的です。
理由はエビングハウスの忘却曲線を理解すると分かります。
心理学者エビングハウスが暗記に関して以下のようなデータを出しています。これは非常に有名であり、信頼性は高いデータです。
３０分後には４０％
２４時間後には６６％
1ヶ月後には８０％を忘れる
というデータです。
そのため、一度に時間をかけて覚えても意味がなく、それよりは、
繰り返し繰り返し何度も見て、記憶のメンテナンスをするほうが重要になるのです。
脳が睡眠中に行う機能を利用する
結論からいうと睡眠時間６～７時間半をとってください。
なぜなら、脳は睡眠中に一日の情報を整理しており、そこでその日覚えたことを脳に深く刻む行為を行っています。つまり、睡眠によって、記憶されていくのです。
「一夜漬け」や「徹夜」で暗記を行うという人は少なくありませんが、これは暗記の効率化という点からすると絶対にやってはならないことです。
また、睡眠のゴールデンタイムがあり、午後１０時から深夜２時の時間帯に眠ると記憶の整理が円滑になり、より記憶が定着しやすくなります。
体を動かす
物事を学習する脳は、筋肉と「神経」を通じて強いつながりを持っています。筋肉を刺激することは、神経を通じて脳を刺激することでもあるのです。
また体を動かすことは血流を活発化させ、脳へ供給される酸素の量を増やします。
そのため、物事を学習する際には、運動などで身体を動かしながら行うことでより効率を上げることができます。その際は、決して激しい運動でなくても、体の一部を動かしたり、その辺を歩きまわったりする程度でも十分効果があります。
まとめ
・声にだして読もう。
・早く、多く繰り返そう。
・睡眠時間を６～７時間半とろう。
・体を動かそう。
いかがでしたか？
これらのことを取り入れて効率よく暗記できる脳と生活リズムを取り入れていきましょう。