＊印象に残ったことと感想を記載（ネタバレあり）
＊最後にセットリストも掲載
★billboard classics 八神純子 プレミアム・シンフォニック・コンサート NAGOYA 2017
日時：2017/2/11(土) 16時開演
場所：愛知県芸術劇場 コンサートホール
出演：八神純子
指揮：柳澤寿男
管弦楽：ビルボードクラシックスオーケストラ
billboard classicsについて
billboardが、クラシック音楽の新しい魅力をと、オーケストラと、ロック系&ポップス系アーチストの夢の共演を提供するコンサート。
単独公演としては、2015年5月の東京公演(東京文化会館大ホール)、2015年10月の兵庫公演(兵庫県立芸術文化センター大ホール)以来の開催で、八神さんの地元名古屋では初開催。
billboard classicsで感じたこと
伸びやかな歌声が、フルオーケストラの重厚な響きと相まって降り注いでくる感覚は、billboard classicsならでは。
「指揮者が見えない位置でリズムを刻むのが難しいが体の中のリズムを信じて歌う」と、公演前に語られていたが、この公演での八神さんとタクトを振る指揮者 柳澤寿男さんは、まさに阿吽の呼吸でリズムが刻まれていたように感じた。
冒頭に「いつもと違う気持ちで」と語られ、終盤には「気持ち良くてしょうがない」、そして指揮者に対して「こんな時間をありがとう」と語られていた。
これらの言葉には、地元でのbillboard classicsにかける想いや、約70人のオーケストラのもとで歌えたことへの感謝に加えて、ベストといえるライブパーフォマンスが披露できたことへの充足感が、表れていたように感じた。
指揮者 柳澤寿男さんについて
柳澤寿男さんは、民族共栄のオーケストラ・バルカン室内管弦楽団の音楽監督として活動されており、その活動を応援したいと、話されていた。
印象に残ったシーン
アンコールを歌い終えて、深々とお辞儀をする八神さんの後ろで、指揮者と、コンサートマスターが、ガッツリ握手を交わされていた。
1度目のアンコールの後、鳴り止まない拍手に応えて再登場され、マイクを通さずにアカペラで「スマイル」を披露。音が良いと評判の愛知県芸術劇場のコンサートホールで、この曲が聴けたことは、最高に嬉しかった。
セットリスト
一部
1. 序曲(管弦楽)
2. みずいろの雨
3. Twenty-for-seven
4. 翼があるなら
5. Full Moon
6. 思い出は美しすぎて
7. 夢みる頃を過ぎても
8. ラブ・シュープリーム〜至上の愛
二部
9. 亡き王女のためのパヴアーヌ(ラヴェル作曲)
10. 夜間飛行
11. ひめゆりの丘
12. 約束
13. パープルタウン
14. Mr.ブルー
15. 明日の風
アンコール
16. ポーラー・スター
17. 今日の終わりに
アンコール2
18. スマイル(アカペラ)
お知らせ
東京でのbillboard classic再演決定！
7月8日に、東京オーチャードホールで再演されることが発表された。billboard classics未体験の方には、是非、お勧めしたい。
billboard classicsライブCDが会場限定で発売！
2015/10の兵庫県立芸術文化センターでの公演を収録したライブCDが、billboard classics会場限定で発売されている。
参考サイト
「みずいろの雨」のムービーが公開
・管弦楽との共演は美しすぎて
→日経
・リハーサルが終わりました
・柳澤寿男さんと、サッカー元日本代表キャプテンで、現ガンバ大阪U23監督 宮本恒靖さんとの対談
・柳澤寿男さんの公式WEBサイト
・billboard classics公式WEB
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