昇段試験の課題の一つ、鴻允流(こういんりゅう)の作品を書きなおしてみました。



ハンガリー書楽会


字の特徴を見極めて、全体のバランスを取りながら、一文字一文字丁寧に楷書で書きます。


字の特徴を見極める・・・・


これが一番難しい。


画数の少ない字は小さくなりがちになるし、画数の大きい文字は大きくなりがちになり・・・


でも、全く同じ大きさにしてしまうと、バランスがおかしくなるし・・・


また、会長の字の特徴を正確にとらえなければいけないので、自分の癖をとらないといけません。


それが、昇段試験における、鴻允流の決まり・・・


この私が書いた作品は、会長・院長が見て判断するのではなく、師範代を持った一部の選ばれた人が判断してしまうとのこと。


私自身がリスペクトしていない人から、自分の書いた作品をあーでもない、こーでもない、と言われるのはちょっと気分がよろしくない・・・でも、書道会のきまりごとだから、しかたがない・・・


今回の昇段試験の目的は、96才の会長に直接添削をしていただくこと・・・

それが達成できたので、よし、としますか。


無事に昇段したら、8月の大会に参加しよう。