2010年2月13-14日 北とぴあ展示ホール 日本春秋書院城西東展


ハンガリー書楽会


が、開催されました。

典允とモニカが所属している桃井二教室が、春秋内の地域分けで城西エリアに所属していて、それが城東と合同になって、城西東展に作品を出品しています。


といっても、典允もモニカも作品を出品していないんですけどね。

書道会の主催する展覧会って・・・なんでか手本料やの、添削料やの、出品料やので、結構費用がかかるんですよね~~。

私たちの所得では出品は厳しいので、出品していません。。


桃井二の師匠・笹生先生から頼まれて、作品展示のお手伝いをしに行ってきました。


ハンガリー書楽会

出品料支払っているのに、なんで無料で手伝いにいかないといけないのかなぁ~お車代ぐらい出せよっっ

なんて心に思いますが、師弟関係の昔ながらの慣習を強制する書道会なので、師匠に頼まれれば行きましょか~という感じで手伝いに行きます。


とても広い会場なのに・・・

大人の作品スペースが1/4ぐらいしかなくて・・・・


ハンガリー書楽会 ハンガリー書楽会


残りはすべて小学生~高校生までの学生作品が飾られてました。


ハンガリー書楽会


学生の出品料はそんなに高くないから積極的に出品できるのですが、大人は高いので出品作品がすくないんでしょうか・・・

それとも・・・

書道人口自体が減ってるのでしょうか・・・


私はこの状況に危機感を覚えます。

書道人口がどうして減ってしまったのか。

学生の部の作品の数はとても多いのに、大人になるとなぜ激減してしまうのか。


兄弟弟子の綾子ちゃんは20代で7段持ってまして、彼女と典允とでこのあたりをちょっと話しました。


いまの20代~30代の意見としては・・・・

○通信教育が主流になった昨今、そこの集金システムのやり方に慣れている私たち世代にとって、書道会の昔ながらの集金システムに対して理解ができなくなっていること

○書道会に所属しないと使えない段・師範のライセンスを取る意味がわからなくなってしまっている

○段が上がるごとに費用が高くなるが、書で稼ぐことができない現実に嫌気がさして、師範を取る前に辞めてしまう現実があること


でもね・・・

作品の手伝いでいらしていた上の先生方には「筆を持つ時代でなくなったから書道人口が減っちゃった、いまや書は芸術としてしか認知されなくなったから」と一喝されてしまいまして。。。


先が思いやられます。

本当に書道文化の継承に危機感を覚えます。。


がんばろー。ハンガリー書楽会っっ。。