蝉の声が鳴り響く。


それを聞きながらお茶を飲む。



いつもの穏やかな夏の日…どこにでもあるごくありふれた日常。

人はそれを“平和”ともいう。


68年。

この年数にはとても言葉では表せないほどの重みがあるのだと思う。


私は体験者ではない。だからあの時代を過ごしてきた人から聞いた話。わずかに残っている映像・写真から思いを受けとることしか出来ない。


それでも残された映像から受けとる光景は目を背けたくなる、許せなくなる、発狂してしまうほどだ。






悔しい…悔しいのだ。


なぜあんな思いをしなければならなかったのか?
68年経った今でも残された傷痕は救われずにいる。


戦争を語りたがらない体験者もいる。
でも不意に見せるその人の横顔からは私には想像のつかないような壮絶な人生を歩んできたのだと物語っている。



68年になった今日。

あなたは何を思い 何を考えますか?














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