空-sora-

　空には雲が　　ぷかり　ぷかり


　心には言葉が　ぷかり　ぷかり



　雲のむこうには広大な宇宙がある


　言葉のむこうにも広大な宇宙がある



　光満ち溢れる宇宙

ある

『なる』には条件が要るが

『今あること』は無条件

誰の許可もいらないし

理由を言う必要もない

『今あること』がすべて

ずっとそうだったし

これからも





山を見て！　海を見て！　空を見て！










と風がささやいて行った

終わり(=始まり)

　大事なことは

　自分自身であること


　あとはみんな余分


　余分に目をむけるから

　自分がわからなくなる


　自分自身であるために必要なことは











　何もない





















　自分自身である時


　すべての余分は


　豊かさとなる