昨日は滑走日でした。

朝の5時５５分。猫魔です。

あれだけアルツの11コースへリベンジに行くと言っていたのに、

もうこれです。

発端は徒歩ルートが閉鎖になるとのことから、アルツへ行くと

雪が無かった時にリカバリーが難しい。

かなり名残惜しかったですが、11コースは諦めました。分水嶺は

越えられず。しかし、挑戦する気持ちは途切れさせずということで、ここは

猫魔の急斜面でのラインに挑むことにしました。

誰がこさえたのか、上から下まで延々と続くライン。少し間隔は広め。

朝一の整地練習では緩んだザラメが固まった雪質に惑わされ、ポジション迷子。

しかし、きれいなピステはポジション問題なし。スタートはX7WBでスタートし、この

画像のラインも少し滑りました。朝9時までは浅めでしたが、10時ころには

結構な深さ。そして深くなったころにまた、後傾の病が復活。先日はここを

超えることができなかった。

　なぜにトップ側へいけないか、思い起こしてみますとテールからの板の反発を

感じる前にむりやり前に行くから。その状態でいくと板が下を向かずにテールに

途中で引っかかりを感じて、それをきっかけに身体がこわばってしまう。結局、

先の溝に突っ込んで終了。それを繰り返しておりました。こんなことは以前にも

ありましたが、またも繰り返す、進歩せずに後退していくのは寄る年波なのでしょう。

　しかし、11コースへ行けなかった悔しさをここで解放します。まずは板を横へ

相当置いてくる感じで外足のかかとに乗り込みます。板の反発でジャンプになりますが

ここで体は前乗りです。一瞬、板が遅れてくるのを感じますが、外足を踏んだ後の

結構な旋回速度のまま頂点を過ぎ、次の着地へ良い感じで落とせる感覚をつかむこと

ができました。これは昨シーズンの最後頃にこの斜面で

少し感じた感覚。これがわかればこっちのもの。良い感じでトップからコブの

裏側へ板を落としていくようになれました。そして、コブの裏側を見る余裕も

でてきました。

　その後はコブの無いところでも板が後ろからくる感覚を再確認。自分の場合ですが

コブのような不安定なところでポジションを矯正して整地で試すとその違いが

よくわかるようです。この日の緩んだ春雪では板より、自分が斜面下にある時間を

長くして、前半のエッジングを軽くしておいて、後半は強めにエッジに乗って、

メリハリがあると良い滑走感覚が出るように思いました。ちなみに板は午前中が例の

苦手X7で、午後は慣れたRTM７６です。RTMは乗り慣れているので、正直、前乗り

だろうが後ろ乗りだろうがあまり気にしなくていいのですが、苦手なX7はちゃんと

わきまえないとだめだということが、この日の収穫でありました。

　後でわかったのですが、この日の11コースはコンディション不良で滑れなかった

とのこと。おそらくはラインも深さが出そうになかったとのことでしたので、

結果的には猫魔選択で良かったということになりました。

少し感覚をつかめたので、昨日は満足。結局、朝6時から午後3時までフルに滑りました。

今日はしっかり、筋肉痛と関節痛が残っており、ロキソニンを貼りまくって回復を

図っております。コブを滑るにあたっては技術も必要でありますが、最終的には

怖さを克服する気持ちが大切かと。そして、安全策で横滑りも良いですが、自分は

それに満足せず、突っ込むタイプ。まあ、本当に危ない時はやめますが、行ける限り

は挑戦したいと思います。

今日は一日、雨降りのようなので外仕事も難しい。買い物も中止。雨だと気力も下がる

のか、行く気にはならないようです。

まあ、折見て板の整備と自転車の整備でもしようかと思います。来週は残念ながら

土曜日が法事で滑走は難しく、日曜日にうまくいけば滑れるかどうか言うところ。

そして、裏磐梯地区では4月以降の営業は猫魔のみということで、来週の集中混雑は

避けられないかと。

後は融雪が進まないことを祈るのみです。

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挑戦、再度。