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◇ 【トレンド速報】
転職者の入社後活躍・定着度調査!!活躍・定着を妨げる大きな要因は、
職務内容や職場の雰囲気とのギャップ、給与・残業への不満
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人事・労務に関するトレンドといたしまして、
エン・ジャパン株式会社が実施した、転職者の入社後活躍・定着に関する
調査結果が話題となっております。
これは、入社後の中途採用社員の在籍状況や勤務状況ついて、ある程度
把握している採用担当者を対象に実施されたものです。
調査結果によると、
中途入社者が活躍/定着しなかった衛生要因(※1)については、
「給与に不満があった」(19.1%)
「残業が多かった」(15.5%)
「労働条件(ノルマ等)の厳しさに不満があった」(15.0%)
が上位に挙げられました。
※1:給与・賞与、休日休暇、福利厚生、職場の物理的環境
不満を予防するだけの歯止めの役しか果たさないと言われている
一方、動機づけ要因(※2)については、
「職務内容が合わなかった」(27.5%)
「職場の雰囲気に不満があった」(22.1%)
「事業内容が合わなかった」(21.5%)
「職種が合わなかった」(17.7%)
が上位に挙げられました。
※2:仕事の内容への興味、目標の魅力、達成感等の精神的環境
自発的に行動を起こそうとする意欲を引きだす要因とも言われている
➤詳細なデータをご覧になりたい方は下記HPまで
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3351.html
上記の結果から、
中途採用で入社した社員の定着を妨げる要因としては、動機づけ要因の方が
高い割合を示し、また、その動機づけ要因においても、いずれも採用
ミスマッチが原因であることが分かります。
中途採用を成功させる第一ステップとしては、採用ミスマッチをいかに防ぐか
が重要ですが、具体的には、
◎職務内容や事業内容を抜けもれなく、求人票や転職サイトに提示する
◎自社HPの採用情報に、具体的な仕事内容やプロジェクト内容を掲載する
◎面接時に、求職者に関する情報収集以外に、企業に関する情報提供も行う
◎求職者の職務経験を踏まえ「自社で長く働ける根拠や動機」を明確にさせる
といった対策が考えられます。
ヒューマンリソースコンサルタントでも、求人票の書き方や自社情報の発信
方法の改善をはじめとした、採用力強化に根差したコンサルティングも
手掛けておりますので、お気軽にご相談ください!
この日本、そして社会を活性化するための第一ステップといたしまして、
今の社会が抱える課題を突破するためのヒントとなりうる最新の情報を
多くの企業さま、経営者さま、専門機関さま、社員さま、専門家さまに、
お届けする次第でございます。