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◇ ② 企業の女性活躍推進実態調査2016【トレンド速報】
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人事・労務に関するトレンドといたしまして、エン・ジャパン株式会社が行った、
「女性の活躍推進」に関するアンケート調査結果が話題となっております。
アンケート結果の概要といたしましては、
▼女性社員の活躍・定着に取り組んでいる企業は、従業員数301名以上で83％、300名以下で45％。
具体的な取り組み内容は「福利厚生制度の充実」と「勤務形態の多様化」。
▼女性活躍・定着について企業が課題と感じているのは「女性社員の意識」。
▼半数以上の企業が、女性の活躍・定着への取り組みは「企業業績に好影響」と回答。
というものでした。
なお、各企業での具体的な取組としてあげられていたのは
「出産・育児をサポートする福利厚生制度の充実」
「時短勤務・テレワークなどの勤務形態の多様化」
といったものでした。
もちろん上記のような積極的な取組は、企業として制度の充実というプラスの面もありますが、
アンケート中には、
『そもそも女性社員が少ない』
『活躍に向けた取り組みは企業にプラスになるが、女性だけに限るのは疑問が残る』
『男女で仕事の成果は変わらないが、どこかで、会社・本人・得意先とも「女性」に対して遠慮がある。これがなくならないと、本当の戦力化は難しいか。』
といった厳しい意見もあるのが現状です。
今後は、労働人口の減少が深刻になり、2010年の時点での63.8％あった生産年齢人口率が、2030年には58.1％まで低下するとも言われています。
企業における人手不足に対する一手として挙げられているのがこの女性躍進ですが、
ポイントはいかに、女性社員が働きやすい職場環境を早い段階で整備しておくか？となって参りますので、
義務の有無に限らず、将来の人材確保に向けた一手として積極的な制度整備に注力してまいりましょう！
【参考】
企業の女性活躍推進実態調査2016―人事担当者向け 中途採用支援サイト『エン 人事のミカタ』アンケート―
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3324.html
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