こんな弱々じゃダメ!
気持ちを強くしないと!
今この言葉を聞くと、とっっても苦しく感じるのですが、
これは私が以前自分に掛けていた言葉。
誰かに何かを言われてうじうじ。
仕事が思い通りに進まなくてうじうじ。
誰かの行動が気になってうじうじ。
この、うじうじした気持ち。
私はずっと持ってはいけない気持ちだと思っていて、
この気持ちを「どうにかしよう」としてとった行動が、
気持ちを鍛えて強く持つ
ことでした。
気持ちを鍛えるって、
見えないもの(=気持ち)を強くすることになるので、なんだか抽象的ですが、
私がそう思ってしていたことは、
「気にしない。気にしない。」と自分に言い聞かす。
「そんなの大したことない。」と、感じている大きさを勝手に小さくする。
「そんなんで弱ってちゃダメ!」と自分を責める。
強気になって相手に攻撃する方向へ持っていく。
など、
「うじうじ」を感じないようにするために、
その気持ちに気づいたら瞬殺で心の隅に追いやって、
パッと蓋をしていました。
でもそれって、
自分の感じている「うじうじ」が変化して強くなったわけではなくて、
「うじうじ」の気持ちは、心の隅でその時感じたそのままの状態で残り続け、
ただただ「感じない」というものが強化されているだけでした。
山葡萄の万年筆インクと、セレンディピティブレンドの香油で、10月の感謝タイム♡
私が気持ちを強くしたかったのは、
自分を守りたかったから♡
周りの攻撃や刺激から、自分を守りたくてとっていた方法で
生きていくために必要な方法だと思っていました。
じゃないと、怖くて生きていけない!と思ってた。
だから、「自分を守ろう。守ろう。」そう思って、
どんどん自分の気持ちの周りにガードを硬くしていったのでした。
でも、その方法は今思うと、
自分にとって、とても厳しくて苦しいものだったなぁって思います。
ガードを硬くすることは、一見自分を「守れている」ようで、
実は、とても苦しかったのです。
それは、
その気持ちがどこかへ消えたのではなく
ずっと、ちゃんと、
私の中で残り続けていたから。
「自分を大切にしたい」という気持ちから始まった行動だったので、
そんな自分の自分への優しさは汲み取りつつ、
私は自分を周りから守る方法を変えました。
(というか、この方法だともう「守る」必要はないのかもしれない。)
それは、
ちゃんと気持ちを「感じる」
初めはとても勇気がいりました。
だって、今までとは真逆のことだったから。
「感じない」から「感じる」に変えるのは、
まるで、何も武器を持たずに、戦場へ飛び込む(←大げさではない。笑)
くらい怖いものでした。
でも、今ではその「変える」勇気があって良かったと思います♡
感情を感じると、
どんどん自分の心が柔らかくなっていきます♡
えっ!じゃぁ、ますます攻撃されちゃうじゃん!!
と思いきや、
攻撃されないんです。
やられないんです。
不思議。(笑)
いわゆる「自分を守る」ということをしているわけではないけれど、
自分の気持ちを感じていると、
必然と周りの人も私を大切に扱うようになってくれました。
だから気持ちは、
感じないようにして、
自分の内側にどんどん溜めていくのではなくて、
感じて、どんどん自分の内側から消していく♡
気持ちは感じて柔らかく♡我慢して鍛えない♡