カルティエの時計が私に与えてくれたもの♡ | 自分を幸せにする魔法♡

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昨日、カルティエの時計を洗濯機に入れて回してしまいました。ショボーン
 
しかも脱水の時までずっと気付かず、
 
つまりは、洗濯機の通常コースで普通に洗ったことに。。。
 
 
 
 

私、どんなにボーっとしていても、

 

財布や鍵、定期、ジュエリーなどの貴重品を、

 

落としたり無くしたりしない才能があって、(←どんな才能!)

 

その才能にめっちゃ自信を持っていました。(笑)

 

 

 

だから、洗濯機で洗ってしまうなんて!!(笑←いや、笑えん)

 

私の人生初です。

 

 

 

 
洗濯機を回しているときに、「カタカタ、コトコト」と、固いものが当たる音に気づいて、
 
時計を一緒に洗っていたことに気づきました。
 
 
 
洗濯機から急いで出して、
 
文字盤の中に入った水滴をのぞいたとき、
 
私の日常に溶け込んで存在を馴染ませていた、
 
その時計を改めて「見る」機会をもらえました。
 
 
 
あれ、こんなにまじまじと見るなんて、
 
購入時に選んだ時と、その直後の嬉しくて眺めた時ぐらいかも。
 
そう、思いました。
 
 
 
買うまでは「見るもの」だった時計、
 
購入してからは「身につけるもの」「使うもの」に変化していきました。
 
 
 
 
あまりにも当たり前にあったその時計が、
 
「失われるかもしれない」という気持ちが一瞬よぎって、
 
悲しくなりました。
 
 
 
普段何気なく使っていたけど、
 
私は、この時計に愛着を持っていたんだって気づかせてくれました。
 
 
 
 
そして、
 
濡れた時計を改めて「見た」とき、
 
普段気にしていなかった、
 
時計そのもののデザインの美しさや、時計から感じる雰囲気とともに、
 
その時計と一緒にいた時間を思い起こさせてくれました。
 
 
 

この写真あと、1ヶ月の修理に行ってしまいました。(泣)

 
 
 
この時計は、成人のお祝いに父に買ってもらったもの。
 
ハワイの免税店で「一番欲しいもの」を選びました。
 
 
 
ダメもとで父に、「これがいい」とショーケースを指差したことを覚えています。
 
父は「うん、わかった。」とそのまま購入。
 
お願いした私の方が、値段を気にしていたくらい、
 
父はあっさりと、「ただその時計の金額のを支払う」様子でした。
 
 
 
 
娘の「欲しい」という気持ちにただ純粋に応える父によって、
 
私の元にやってきたその時計は、
 
その後私と10数年の時を一緒に過ごし、
 
時計を通して、たくさんの気持ちと経験をしたなぁ。
 
と、思いました。
 
 
 
 
購入時のことを思い出して、
 
父からの愛情を改めて感じたこと。
 
 
 
 
この時計に見合うような女性になりたい♡
 
おばあちゃんになってもこの時計をつけていたい♡
 
そんなことを当時思って選んだこと。
 
 
 
 
初めの頃はあまりにも「貴重」なもので普段は全くつけなくて、
 
年に数回しかつけない時もありました。
 
 
 
 
いざ、「日常使いに!」と身に付けると今度は、
 
「この値段の時計、ドヤ!」
 
「カルティエの時計、ドヤ!」
 
と、ドヤってしまったり。(笑)
 
 
 
 
 
その後、純粋な気持ちで身に付けられるようになると、
 
そのたびに、新鮮な気持ちを与えてくれ、
 
「やっぱりこの時計が好き♡」といつも思っていたこと。
 
 
 
 
 
あまりにも自分の「今」の日常と、
 
時計の優雅で洗練された存在感にギャップを感じて悲しくなった時もあって、
 
今の仕事をしてた時も、
 
仕事場の雰囲気から、この時計を選ぶ日はほとんどありませんでした。
 
「この時計を日常的につけられるような世界に住みたい。」
 
ずっとそう思いながら、もう一つのお気に入りの時計をしてました。
 
 
 
 
そして購入から10数年経った今、
 
改めてこの時計を購入した時に私が望んだ世界を、
 
求めるようになっていました。
 
優雅で、洗練された世界♡
 
 
 
 
20歳の頃に選んだこの時計。
 
私が見たい世界はもう20歳の時にすでに見えていたんだな。
 
あの時から私の一番芯の部分は変わっていないんだな。
 
 
 
 
この時計が私の元にやってきた時から、
 
身につけていても、つけていなくても、
 
眺める日々が続いたとしても、
 
ずっと私のそばにいて、
 
毎日、私が望む世界への指針になってくれていたんだ。
 
 
 
あのハワイの免税店で、
 
「この値段でこの時計を手に入れる。」
 
という事実だけしか想像できなかったあの時。
 
 
 
 
その後、この時計が連れてきたのは、
 
あの時の私には想像できない、
 
掛け替えのない「気持ち」と「経験」で溢れる時間だったのです♡