僕は恋愛が嫌いだった。
相手のどこを好きになったのか説明できず、
ただただ、悶々と相手の事を考えた。
自分の気持ちを 無性に訴えたくなり、
相手と会話する事を望んだ。
ただ、自然に話せる程自分に自信が無く、
逃げ腰か、強硬な態度になりがちだった。
不様になる事を自覚してしまう、恋愛が嫌いだった。
結局、本当の意味での出会いが無かったのだと、
今は思う。
表現が下手でも、汲み取ってくれる人はいる。
誤解があっても話せば分かるし、
意見が違っても妥協点は探せる。
逃げられてしまわない限りは、言葉を重ねれば説得もできる。
話を聞いてくれて、理解してくれる人との出会い。
ある種、あたりまえな事にも思える、そんな出会いが
自分には訪れていなかっただけなんだと。
結婚して、パートナーを得て、つくづく思う。
「あなたなら、誰と結婚しても良い夫婦関係を作れると思う。」
と、パートナーから言われる事もあるけれど、だから僕は、
「そんな事はない。君以外とは、うまく行かなかったと思うよ。」
そう答えている。
もっと良い10代、20代を過ごしたかった・・・とは思うけど(笑)
30代は充実しそうです。
