なんとか釣った尺上
ホームリバーのヤマトは健在だった。
また一安心。
義母が入院して安定期に入ったので、なんとか週末に半日で釣行しました。付き合ってくれる人も都合がすぐに着くわけでもなく、単独釣行です。
日曜日で下界は40度越えの予報で、まとまった雨もしばらく降っていないしコンディションはあまりよろしくなく、土用隠れの一歩手前の様子ですが、行けるときに行っておかないと、という想いです。
でもさすがに日曜日なので、新しめの足跡があるのを見れば、昨日人が入ったのは確実でした。竿抜けを狙います。まずは元気なチビアマゴに遊んでもらいますが、満足できそうなサイズは出てくる気配はありません。この渓はイワナの渓だったはずなのに、数年前からアマゴが多く釣れます。しかし昼近くになって前ヒレの無い放流もののニッコウイワナが出てくるに至っては、もう今日はこのまま釣れないのではないかと悲観的になるくらい反応が無い。
イワナはいるはずなのにヤル気が無いか寝ているか、暑いのでじっとしているのか。とにかく気まぐれなイワナを引きずりだすにはどうすればよいのだろう。同じところを何回も流すのも気が引ける。
そしてその時はやってきた。
33cmのオスのヤマト。大きな口でフライを飲み込んだ。
石の影で何かもやっとしたら、生命感がロッドを伝ってきた。
6Xティペットだから、慎重に。
梅雨明けはとっくにしているし、赤とんぼを結構見るし、最初からうすうす感じていたが、イワナの土用隠れ+秋の気配。標高が高いとはいえ日差しが厳しく暑い。こんな真夏の日中にはイワナは緩流帯で石の陰に隠れている。
次に中央の流れだし付近でフライが吸い込まれた。
岩の上からキャストしたので取り込むのに苦労した。
余ったラインを巻き取ってロッドを片手に持ちながら岩を回り込んで下に降りる。危ない。
一瞬、石の下にもぐりこまれ、あやうくラインブレイクするところだった。
こいつも尺ある。手ごわいやつだった。
嬉しい。ありがとう。
もう私も歳なので、午前中で納竿して後ろ髪をひかれながら帰路についたのでした。



