5月16日（木）

所用で茂木町を訪れ、用事が済んだので、せっかくなので石畑の棚田の様子を見ようと足を延ばした。

途中道端に、自宅付近では見慣れない花が咲いていたので、車を停め写真撮影。調べると、ヒレアザミというアザミのようだ。

古い時代に大陸から帰化した植物との事。

刺が多く、痛々しいが、花は美しい。

石畑地区に到着。

ちょうど1か月前は、まるで桃源郷の様に花が咲き乱れていましたが、時より降る小雨に濡れ、しっとりと緑の山々に包まれていました。

1か月前と同じフレーミング。

花桃はすっかり緑の葉っぱへ。

こちらも、菜の花のフレーミング。

もう、菜種になっていますね。

オーナー制の棚田は、日曜日に田植えしたばかり。

田の面が水鏡となって、山を映し出している。

奥に見える小さな棚田は、耕作に手間がかかるので、耕作放棄されています。

もったいなけど、仕方がないよねー。

それに棚田は雨水頼りの水田なので、雨の少ない年は大変なんです。

今年は雨が多くて、順調に田植えが出来ました。

ほとんど花が咲いてませんが、ノアザミを発見。

今はノアザミだけだけど、よく見るとオトコエシやワレモコウの葉が写っていますね。秋にはきっと、秋の花々が咲き乱れるね。

小雨の中、モンシロチョウがひらひら飛んでいました。

難しい撮影条件で、あまり絵にならなかったと思いますが、これがこれから梅雨時期の里山の情景なんです。

あと2週間ほどで、この地も蛍が飛び交う季節。

今年も沢山蛍が飛んで欲しいなー。

五月雨の棚田