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欲しい情報はネットにはない。
交番のお巡りさんがいう「面倒くさいよ」は本当なのか、メリットは？デメリットは？
交通課に聞いてみました
まず、交通事故の初動は1番近所の交番です。
物損の場合はその交番ポリスが調書を書いて管轄署に提出して完了。
その後の相談や変更に関しては、事故現場の管轄警察署の交通課となるそうです。
警察に電話すると名前と要件を受付の方に伝えてから交通課に電話が変わりました。
警察署の担当者は対応がとても良かったです
まず交通課の担当者に自分の名前と事故の日付と場所、その日は大丈夫だったが後日怪我が発覚して事故との関連があると言われ人身に切り替えたいと伝え、
物損から人身事故に変更する場合のメリットとデメリットを聞きました。
メリット
事故を起こした人に刑罰が下る。物損事故から人身事故に書類が変わる。まず、刑罰について。
免許証は発行された時に通常0点「前歴なし」という状態です。ここに処罰が加わると「加点」と言ってポイントが加算されていきます。このポイント数によって処罰が変わります。
軽微な事故で少ないポイント数がついたとしても、その1年間または連続して毎年ポイントを貯めて6点以上になると免停等の処罰となる。
処罰までになるためには、今回のような軽微な人身事故をこまめに起こすポ活をしない限り難しい。免停も期間が割と短いとか、講習を受けるとリセットされるとか救済がある。
なので、トラックの運転手とか運転を生業としてない人にはさほどの刑罰ではない。
しかも初年度ポイント加算有り、2年目無事故無違反でポイント無し、3年目ポイント加算有り の場合は2年目が無事故無違反のためなんと加算はリセットされ、3年目のポイントは累計ポイントにはならない。
低いポイントは1年以上間が開くと無効になる。
という事になります。
ただし一回でもポ活してしまうと免許の色がブルーになって違反講習を受けるペナルティはつく。
詳細はこのサイトへ。
まぁとにかくドカンと最悪ポイント加算がない限りは免許がブルーになり3年毎の更新になるという軽いペナルティくらいしか与えられないという事になります。
最悪特大ポイントは
悪質なスピード違反、酒気帯び、殺人級の事故
の3つのみになります
という事で、今回もし青免許のお爺ちゃんが去年は無事故無違反だった場合、人身事故に変更して1回で与えられるペナルティポイントはなんと！
最高5点くらい…。ギリギリ免停にはならず！
という事で、お爺ちゃんの免許には大したダメージを与えられないという事。
次に
書類が変わるこれについては、怪我の後遺症で今後何かありそうな時には保証の延長とか賠償金の増額とかに役立つらしいけど、軽微な事故だし相手が10割の対応なのでメリットになるかどうか？という事でした。
デメリット
超絶手間がかかって面倒くさい場合によっては事故の割合が変わってしまい逆に損をするケースも。手間がかかる流れを教えていただきました。
まず、物損から人身事故への変更手続きは完全予約制で1日1組限定。しかも平日の9時のみ！
しかも、予約がめちゃくちゃとりにくいらしくて既に来月まで予約は埋まってる日が多いと。
なんて敷居が高いんだ！
という事を踏まえまして
①事故の相手と2人で警察署に行く必要があるので、相手の同意が必要。
②2人で行ける日程をいくつかピックアップした上で警察署に予約の電話を入れる。
③必要書類を準備する。以下必要な物リスト。
車検証、自賠責保険証免許証できれば未修理で保管した事故車。 難しい場合は修理前の状態写真。
以上は加害者、被害者それぞれが絶対必要。
加えて被害者のみ
怪我の診断書が必要とのこと。ポイントは2人とも持参しなくてはならないので、相手が忘れ物チャンピオンだと予約取り直しになってしまう。
しかも、相手が写真も撮らずに早々に修理してしまっていてもアウト。
④予約日当日9時に警察署に出向き、事故の事情聴取と調書を作成。
⑤物損で処理してしまった場合にのみ後日、別の日に事故現場で現場検証。
ちなみに、最初に人身でというとそのまま現場検証を行い、後日警察から呼び出しを受けて事情聴取を受けます。被害者はそれに加えて診断書を提出する事で手続きは終わります。
最初に人身でと言っておく事は大切なんですね。人身を物損に取り下げるのは簡単。
以上、Google大先生でもなかなか探せなかった物損から人身事故に変更するための手順です。
このことから、加害者が事故の手続き変更に納得しない場合日程を決める事が出来ず、そこからモメるという事だそうです
続きまして
逆に損をする可能性もある。今回の私の事故の場合は、加害者が保険会社を通じて既に過失10割を認めているので問題にはならないと思いますと交通課ポリス。
ただ、最初から事故の割合でお互いが若干の不満を持っている場合に事故処理までの時間が開く事によって気持ちや記憶の変化、保身の為に知識をつけてくる事により、供述が当初と変わってくるケースが多いのだそうです。
これにより、被害者側に過失を発見されてしまい手間暇かけたのに損をしてしまうという事。
交通課の方はとても淡々と説明をしてくださり、
「この手続きのために何の保証も出ない自分の時間を使って、事故の相手と交渉もして、仕事も休んでまでやる価値があるかどうかよく考えてください。でも、こちらはいつでも変更を受け付けますよ。」との事。
そして、今の法律では危険運転をするようなリスクのある高齢者でもポ活を頑張らない限りは特に何か警察が動く事もないみたいです。野放し。死亡事故でもしない限り。
以上、交番巨漢ポリスのいう「面倒くさいから、保険が下りるなら諦めた方が無難」は確かに、今回に関しては正解かもしれません
結論的に言えば今回の事故を人身に変更するメリットは低く、家族会議(2名)の結果諦める事になりました。
とりあえず、せめてもお爺ちゃんの保険金額が高くなるようにこまめに通院するのみです。
はぁ。
というわけで、悪質ドライバーからの貰い事故の時はどんなにイライラして、怪我なんかしてないぜって勢いで怒っていたとしても「あー、首痛い。人身事故でお願いします」くらいは言ったほうが良いと思われます。
そしてまた何より、自分が加害者にならないように心を引き締めて生きていきましょう。
はーあ
病院受診して先生に事故の話をしたところ
「大怪我しなくて良かったよ！それにさ、宝くじとか馬券とか何か当たるかもしれないよ！」
と慰められて…
当たりました。
姉のSHOCK
私の推しアイドルのリリイベとタッチ会抽選は見事に外れたのに…！(TXT)
姉のSHOCK…
こいつ、いつも着払いで届くから一瞬お財布も切なくなるんだよ…。
なんか、くやしいですっ